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「○○芸人」ブームはどこまで続くのか? ベリーダンス芸人まで登場

 今や、芸人のブレイクに欠かせないと言っても過言ではない「○○芸人」という肩書き。雨上がり決死隊がMCを務める人気番組「アメトーーク!」の企画でその火が付いてからもう10年にもなる。

ベリーダンス芸人

若手お笑いコンビの「マッハスピード豪速球」。左が今回ベリーダンスを踊った坂巻裕哉、右がネタ作りを担当し今回はタブラを演奏したガン太

 そんななか、これまでにないジャンルとして「ベリーダンス芸人」が誕生した。ベリーダンスと言えば中東の女性たちが踊るセクシーなダンスというイメージがあるが、このベリーダンス芸人は男2人のコンビ。しかも、本来はコントを武器にしているという彼らの名は「マッハスピード豪速球」という。コント師にも関わらず、1年間、毎日ベリーダンスを練習してきたというから、その本気度は高い。

 彼らはオフィス北野に所属する若手コント師のホープ。全国的にはまだ無名であるもののここ数年、東京のライブシーンでメキメキと頭角を現している。5月10日に東京の「座・高円寺2」で行われた単独ライブ「マッハ2」では、約300人の観客を集め前売りを完売させるなど、その人気は着実に上がってきている。

 そして、その単独ライブで初披露されたのが、彼らが1年間磨いてきた「ベリーダンス」、そしてベリーダンスの伴奏に使われる太鼓である「タブラ」だ。ベリーダンスを担当したのは坂巻裕哉(32歳)、タブラを担当したのはネタ作りもしているガン太(30歳)。なぜ彼らはベリーダンスに挑戦したのだろうか?

「始めようと思ったきっかけは、武井壮さんのツイート。『誰しも1年間、毎日1時間練習をすれば“プロになれる”』というのを聞いて、これだ!と思って、去年の単独ライブが終わった直後から来年の単独ライブに向けて始めたんです」(ガン太)

「じゃあ、1年間何をやるかという件についてはヌンチャク、コサックダンス、石をピカピカの球体に磨き上げるなど、いろいろアイデアが出たんですが、僕がそもそも踊れないところから、ダンスに挑戦したら面白いという話になりまして。最初は恥ずかしくて仕方がなかったし、1年間のレッスン料も30万円近くかかりました」(坂巻)

 そして、彼らは1年間のレッスンを続け、単独ライブで披露。まったく踊れなかったという坂巻が、立派に踊りきってみせ観客を驚かせた。さらには7月2日には渋谷公会堂で行われる「生演奏ベリーダンスショー東京イフティファール」というショーにも出演することになったという。

⇒【動画】http://youtu.be/G7XqAumOUl0

「冗談みたいに言ってた『ベリーダンス芸人』が現実のものになってきた……。ちょっと怖いです(笑)」と坂巻は笑う。さて、今回、思わぬ才能を見せた坂巻だが、彼のもうひとつの特技は「映像編集」。単独ライブなどすべての撮影・編集に加えて、YouTubeチャンネルなども運営している。

 前回の単独ライブでは、相方のガン太に家を乗っ取られ、3週間のホームレス生活を余儀なくされた「ガチドッキリ」企画のドキュメンタリー『坂巻キャノンボール』を上映。もちろん、タイトル通り昨年大きな話題を読んだ『テレクラキャノンボール』へのオマージュ作品なのだが、本家のカンパニー松尾氏からの公認を得て、なんと劇場で上映することになったという。

 さまざまな才能を抱えている「マッハスピード豪速球」から、今後も目が離せない。

●マッハスピード豪速球presents 「劇場版・坂巻キャノンボール」上映会&ちょこっとコントツアー
大阪は 6月5日(金)、広島は6月6日(土)、名古屋は6月7日(日)。詳しくは下記へ。
http://ameblo.jp/mspg/entry-12026245381.html

取材・文/日刊SPA!取材班




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