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部活帰りのハムカツは至福――このシチュエーションが最高!の「思い出めし」

あのとき食べたアレ、うまかったなー」「あの店、ゲロマズだったよ」なんて話は盛り上がるもの。てなわけで、いろんな人に[人生最高/最悪のメシ]を聞いてみた。子供時代の思い出の味から異国で食べた謎の料理まで、究極のメシ話をご賞味あれ!

◆このシチュエーションが最高!

「学生時代の知床登山で食べた厚切りベーコンの網焼き。口の中に脂の甘みと肉汁がジュワーッと広がり、そこにウイスキーをグビッ。そこらのスーパーで買ったものだったが、最高にうまかった」(33歳・男・SE) というのは、まさに状況が最高の味付けとなった例。

また、「仕事が多忙でコンビニ弁当が1か月続いた。メニューを変えても飽きるし、精神的にヘコむ。このままではいけないと、米を炊き、野菜炒めにポン酢をかけたものを作った。久々の手作り料理はコンビニ弁当の尖った味と違って優しい味わいだった」(27歳・男・携帯電話販売)のように、心身の状況にも味は左右されるようだ。

「風邪で寝込んでたオレに彼女が作ってくれたうどん。ネギをちらしただけのかけうどんなんだけど、ダシから引いたつゆは弱った胃腸にピッタリの味ですごくうまかった。このダシで結婚を決めました」(37歳・男・建設)って、こちらは人生まで左右されちゃったのね。

ハムカツ学生時代の思い出にまつわる最高メシとしては、「中学生のとき、部活でヘトヘトになるまで練習した帰りに、途中の肉屋に立ち寄って、揚げたてアツアツのハムカツを食べるのが至福の時だった」(42歳・男・自営)、「高2の春、健康診断で体重を測るのがイヤでダイエットを強行し、2週間で4㎏減。健康診断を終えた日、料理番組でやってたチーズケーキに心奪われ、自ら手作り。クリームチーズの濃厚な味わいと甘みにうっとりしつつ、ワンホールを平らげた。その一食で体重は元通りに」(37歳・女・派遣)なんてのが。

さらには「自分で稼いだカネで寿司屋のカウンターで腹いっぱい食うことが、子供の頃からの夢だった。社会人になり、初任給で昔から出前を取ってた近所の寿司屋へ。慣れ親しんだ味なのに、親方と『今日は○○がおすすめだよ』なんて大人の会話をしながら食べた寿司は、格別うまかった」(37歳・男・自動車販売)。食欲だけでなく郷愁もそそる話だねぇ~。

イラスト/花小金井正幸

― 我が人生[最高/最悪のメシ]告白集【7】 -

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