気分転換にフェラーリを買ってみたら?
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
最近、カウンタックからフェラーリ512TR に乗り換え、謎の職人お手製のマフラー、その名もキダスペシャルを搭載。その出来栄えに満足していたところ、あのレクサスのスーパーカー・LFAに乗れるチャンスが訪れる――。
MJブロンディ=文 Text by Shimizu Souichi
池之平昌信=写真 Photographs by Ikenohira Masanobu
そこのシケたツラしたサラリーマン君! 気分転換にフェラーリを買ってみたらどうかね? 中古ならたったの400万円からだし、買ったその瞬間から世界が違って見えるよ。奇跡のツボのようなものだよ、ワッハハハハハハハ!
かくいうワタクシは、先日、半年間乗ったランボルギーニ・カウンタックを手放し、フェラーリ512TRに買い替えた。1500万円で買ったカウンタックは1400万円で売れ、代わりに1000万円のフェラーリを買ったので、差し引き400万円も戻ってきてしまった。フェラーリ買ったうえに400万円ももらえるなんて、本当に極楽浄土だ。
せっかく400万円戻ってきたので、「謎の快音マフラー」と呼ばれるキダスペシャルに、特別にマフラーを作ってもらった。お値段54万8000円。完全な手作りで、なんとスイッチで音量も切り換えられる。住宅街では静かに、ここぞという時だけ甲高いフェラーリサウンドが轟くという寸法だ。これぞまさに男の桃源郷である。
ちょうどそのマフラーが完成した頃、トヨタ様から「レクサスLFAに試乗できます」というご案内をいただいた。世界500台の限定生産、お値段3750万円というスーパーカーである。500万円からフェラーリが買えるのに、そんな高いカネ出してトヨタのスーパーカー買うヤツがいるのか? と思ったら、お見それしました、名古屋の経営者層を中心に取り合いになり、日本割り当ての150台は即座に売り切れてしまった。スゲェ。
では、それは女子にとってはどうなのか。本誌編集部に、なんと東大卒の女子がいると聞き、助手席インプレッションを要請した。不肖ワタクシ、東大女子と話をするのは生まれて初めて。宇宙語を喋るのかと思ったが日本語でよかった。
まずはフェラーリから。

キダスペシャルの爆音モードで思わず絶叫のあみすけ。非日常体験の連続に東大女子も陥落。中古のフェラーリにキダスペ(合計1055万円)があれば、今からでも社会に復讐できます
- フェラーリ512TR
- レクサスLFA
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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