マツダ・デミオの新技術“SKYアクティブ”に世界が震撼!?
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
我が国では低燃費の代名詞といってもいいハイブリッドカーに、真っ向からガソリン車で挑んできたマツダ。ビッグマイナーチェンジしたデミオは、“SKYアクティブ”なる新テクノロジーにより、リッター30㎞も走るとか。それって本当? 半信半疑のなか、我が大和(MJブロンディ氏の愛車・ド中古初代プリウス)と最新ハイブリッドカーの3台で、恒例の燃費対決をしてみました!
MJブロンディ=文Text by Shimizu Souichi
池之平昌信=写真Photographs by Ikenohira Masanobu
今、広島の小さな自動車メーカー・マツダの新技術に、世界が震撼しつつある!!
それは、通常のガソリンエンジンで、ハイブリッドカー並みの低燃費を実現した“SKYアクティブ”テクノロジー
今後マツダは、全ラインナップにこの“SKYアクティブ”を展開していく予定だが、その第一弾として、マイナーチェンジしたデミオに、「SKYアクティブG」の1300ccエンジンが搭載されました。
技術的かつ専門的なことを説明しても、諸君らにはチンプンカンプンだろうから一切省略するが、デミオSKYアクティブは、10・15モード燃費で30km/L を達成している。これはホンダのフィットハイブリッドと同じ数値。しかもお値段はデミオのほうが19万円も安い(140万円)。安くて燃費がハイブリッドと同等となれば、世界が震撼するのも無理はなかろう。
どれくらい世界が驚いているかというと、実際発表されるまで、他メーカーはずっと半信半疑だったくらいなのである。あのトヨタですら、
「我々の計算では、あのエンジン構造で30km/Lは絶対にいかない」と豪語していたくらいである。最近、ちーとも革新的技術を出してないホンダ(かつてのエンジン帝国)は、それこそ地団太踏んで悔しがっているとか。あ、驚いてるのは主に国内メーカーじゃん。
欧州メーカーは、小排気量直噴ターボとディーゼルターボという技術に絶対の自信をもっているので、まだ余裕ぶっこいてるが、来年、マツダのSKYアクティブディーゼルが登場したら、遅まきながら震撼するんじゃなかろうか? とにかく、いずれ世界が震撼なのである。
ハイブリッドカーがブームなのは、世界中で日本だけ。世界は、特に新興国では、通常のガソリンエンジンがまだまだ主役を張る。その主役の座に、超ダークホースのマツダがスーパールーキーを送り出したんだから痛快じゃないか! なでしこジャパンみたいなもんですね。
ところで、実際のところ燃費はどうなのか?次回は我が大和と最新ハイブリッドカー3台での燃費対決を行います。
※後編はこちら⇒https://nikkan-spa.jp/40234
―[道路交通ジャーナリスト清水草一]―
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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