「新型痴漢」で満員電車の痴漢冤罪リスクが増加。対策は?
架線トラブルが頻発し、しばしばダイヤが乱れる首都圏の主要路線。安全神話の代名詞だった新幹線も西に東にトラブル続き。今、鉄道に何が起こっているのか?
車両への防犯カメラの設置などが進んでも、いまだに減らない痴漢事件。警視庁の迷惑防止条例違反(卑わい行為)の件数は、ここ数年2000件前後で推移中だ。
「痴漢行為が目立つのは埼京線、山手線や、小田急線などの混雑区間。特に『カーブが多い区間』『駅間が長い区間』で多発します」
そう話すのは東京ディフェンダー法律事務所の坂根真也弁護士。なお近年は痴漢問題の報道も増え、乗客が率先して嫌疑者を捕まえる例が目立つそう。また最近は、電車の揺れに合わせて体を接触させる・匂いをかぐ等の行為をメディアが新型痴漢と命名。「念のため通報を」という論調もある。そこでリスクが増したのは痴漢冤罪だ。
「冤罪主張者の大半は『まさか自分が巻き込まれるとは』と話します。疑われた際は多くの人が動揺するので、女性との位置関係などを正確に思い出せない・説明できない例も目立ちます。反証もなく否認を続ければ、身柄を拘束されることも多く(最長23日)、起訴されれば99%は有罪。会社を長く休めば職を失うこともあるでしょう」
疑われたくなければ「女性の後ろに立たない」「立ってしまったら手を上げる」などの対策が必要だ。
「疑われてしまったら状況を記憶し、毅然と対応を。裁判で戦う場合も示談を目指す場合も、取り調べでの対応を間違えれば取り返しのつかいない事態になりますので、早く弁護士を呼ぶのが大切です」
またカメラの発達で盗撮事件は増加。スマホを持って階段を上がっていて盗撮を疑われる例もある。
「ただ画像という証拠が残るものなので、冤罪で起訴までされる可能性を心配するよりも注意すべきは歩きスマホです。歩きスマホ中に人とぶつかり、ケンカになって裁判沙汰にまでなる事件が最近増えています」
駅、車内にはあらゆる冤罪のリスクがあると注意すべきだろう。
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<取材・文/週刊SPA!編集部>
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