更新日:2017年07月14日 21:43
恋愛・結婚

女性のおひとりさまを狙う“地味系婚活ストーカー男” 地味で大人しめなのに妙な積極性を発揮してくるのが特徴

女性おひとりさまを狙う“地味婚活ストーカー”

「おひとりさまなら俺でもイケる」というモテない婚活男の壮大な勘違い

慣れないくせに舞い上がって気味悪がられる

 最近では、一人で映画やイベント、レストランを楽しむ「おひとりさま女子」も珍しくなくなっている。そんな女性がナンパされやすいであろうことは想像に難くないが、意外にもそこに食指を伸ばすのは地味系の婚活男だという。  佐藤かずみさん(SE・35歳)もその一人。フェイスブックで生ハム食べ放題イベントを見つけ、来てみたというが……。 「そりゃ、この年齢の独身女が一人で来ていたら好奇の目で見られることもあるでしょう。でも私はそんなの関係なく、生ハムとワインを楽しみに来ただけ。それなのに何を誤解してるのか、粘着されたんです」  粘着してきた男は45歳くらいの、小綺麗なセーター姿にメガネをかけた小柄な男。受付で店長に人数を聞かれ、佐藤さんが「一人で来ました」と言った瞬間、店長の側にいた男の目がキラリと光ったのを感じたという。  チラチラとこちらを意識し始めた男の様子を見て、ロックオンされたことに気がついた佐藤さん、男の視界に入らない位置で静かに飲食を楽しもうと試みたが、それも無駄な抵抗だった。生ハムはなくなったら各自が取りにいくシステムになっていたが、佐藤さんが席を立つと必ず男も同時に席を立ち、列の後ろにピッタリとくっついてくるのであった。 「すれ違うと『あ、お疲れ様です~』などと声をかけてきて、気持ち悪いので無視。知り合いでもないし、何がお疲れ様なの?(笑) その後も男の視界に入らない位置で食べていたのですが、視線を感じるので振り向いたらずっと私の背後に立ってワインを飲んでるんです」  佐藤さんの座ったテーブルでは、同じく一人で来ていたとおぼしき男性や、女性二人組と入れ替わり立ち替わり相席をしていたが、佐藤さんが一人になったタイミングを見計らって男は突拍子もない行動に……。 「すごい早足で目の前に来て、『違う生ハムはいかがですか?』て生ハムてんこ盛りの皿を突き出して来て……変質者と差がないですよね。そのためだけにずっと皿を持って待ってたことも知ってたから余計気持ち悪くて、思わず『いりません!』て言った(笑) ほんと、食べ物がまずくなって早々に撤退しました」  普段モテない妙齢の男が婚活目的でそうしたイベントに出向き、一人でいる女性を見つけると「独占できる」と勘違いするのか、粘着質で脈絡のない行動に出るのである。当然だが男女問わず、一人で来ている人が必ずしも出会いを求めて来ているわけではない。幸い、相手も出会いを求めていたとしても微妙な行動である。 「女性おひとりさまだとこういう出来事はよくあるんですが、8割は地味な髪型や服装にメガネなどおとなしそうな外見の人が多いんです。外見に似合わず異様に積極的なんですが、コミュニケーションがズレてるし狭い会場内で追って来るから振り払うのが大変。さらに怖いのは、それが無言だということです」
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地味なのにプライドが高そうなのが特徴
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