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何も言わずに股間を触る警察官…「チンパケ」狙いの職務質問に疑問の声

 現在、日本の職務質問は任意協力のもとでなされる警察活動として規定されている。警察官職務執行法第2条の文言を見ると、以下のような記述がある。

【引用】
<第二条  警察官は、異常な挙動その他周囲の事情から合理的に判断して何らかの犯罪を犯し、若しくは犯そうとしていると疑うに足りる相当な理由のある者又は既に行われた犯罪について、若しくは犯罪が行われようとしていることについて知つていると認められる者を停止させて質問することができる。>

 しかし、そんなことなどどこ吹く風といっているかのような半ば強制的な職務質問は、過去にもたびたび問題視されてきた。たとえば、YouTubeには、職務質問を強要させられたという市民が投稿した警察官とのトラブルの動画がアップされ、物議を醸している。

 市民がアップした動画に限らず、街中では過激な職務質問が行われているようだ。その実態を語ってくれたのは、都内在住の飲食店勤務・奈良幸太郎氏(32歳・仮名・男性)。

 奈良氏は週に2回日焼けサロンに通うガングロ青年。髪の毛はツーブロックに革ジャンという出で立ちで、いわゆる「オラオラ系」に分類されるビジュアルだ。

 奈良氏は今年10月某日24時ごろ、渋谷のセンター街付近を歩いていたところ、2人の警察官から呼び止められて職務質問を受けた。彼は当時の状況を次のように振り返る。

「酷い対応をされました。終電が近く急いでるって断ってるのに、『すぐ終わるから協力しろ』の一点張り。しまいには『協力しないのは何か理由があるからでしょ』と腕を掴まれ、強制的にカバンやらポケットやらを漁られました。最後はスマホのカバーまで外され、他人の目も痛いし本当に苦痛でしたね。結局その日は終電に間に合わず、タクシーで帰りましたよ」

 たしかに、不必要に肌が黒く、右肩にはタトゥーが入っている奈良氏は「それっぽい見た目」ではある。だが、彼にとってこの職務質問はかなりのストレスだったようだ。

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当時のやりとりを再現

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