ユニクロで「買ってはいけない秋物・冬物」ワースト5【2015年版】
▼ワースト第4位
●プリントフリースフルジップジャケット(長袖)+E 2490円+税/1990円+税(値下げ商品の場合)
⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=994663
ユニクロ得意のフリースジャケット。もう何年展開しているのでしょう。「ユニクロ」を世界に広めた立役者でもあります。やや細身のシルエットながら圧倒的な防寒性の高さと着心地のよさ、そして手頃なプライスで市場を席巻。「ユニクロ=フリース」というより「フリース=ユニクロ」というイメージの人も多いのではないでしょうか。「フリースをつくると『ユニクロみたい』って言われて困る」と嘆くデザイナーを私は知っています(笑)。
さてそんなユニクロの代表アイテムだけに毎年気合たっぷりに色や柄のバリエーションを揃えますが、無地ならまだしもなかにはこんなイケてないNG柄も含まれているので注意しましょう。
フェアアイル柄のフリースジャケット。ニットならば細かい編み地で味わい深い表情を楽しめるフェアアイル柄なのですが、フリースで表現すると「浪人生」です。私も受験勉強をしていた学生時代、祖父に「暖かいからこれ着ろ」といってこんな感じのアウターをもらった記憶があります。浪人生にはピッタリですが、おしゃれに見えるか?といったら別問題。もう一年浪人しそうです。
上のスウェットと同じですが、カジュアルなアイテムにカジュアルな柄は、おしゃれには見えにくいもの。このアイテムもフェアアイル柄だけならまだしも、なぜか色もふんだんに使ってしまったので、さあ大変。フェアアイルというより、「バグったファミコンの画面」です。あえて柄ものを選ぶ必要はありません。フリースなら無地で楽しみましょう。
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag)
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