民泊の次は民食!? 独身だけど食事は大勢で“食×交流”シェアサービス
最近ではいろんなシェアサービスが存在し、普及率が低いとは思えないほど多種多用なものが登場しているが、専門家たちはどんなサービスに目を向けているのか?
自らシェアオフィスを運営するなどシェアサービスに精通する伊藤洋志氏が挙げるのはキッチハイク。飲食店ではない一般家庭でお金を払い、ご飯を食べさせてもらうサービスだ。
「簡単にいえば、食事バージョンのAirbnb。民泊ならぬ民食です。食事を作りたい人、ご飯を食べたい人が集まる新しいコミュニケーションで、みんなと一緒に食事を取ります。普段、一人で食事をすることが多い独身の方などにはオススメです。食事も家庭料理はもちろん、バランスの取れた健康食に世界各地の料理などいろいろあるので、何を食べたいかで選ぶことも可能です。また、料理が得意なら作る側に回って、お小遣いを稼ぐこともできそうです」
一方、シェアリングエコノミー伝道師の佐別当隆志氏は外国人が料理を教えてくれるTadakuに注目しているという。
「こちらのシェアサービスを利用すれば、日本にいながら異文化交流ができ、外国に来たような気分になれます。最近は子供の学校のお迎えに英会話のレッスンを加えた、お迎えシスターというスキルシェアのサービスもあるのですが、Tadakuも料理と相手の国の言葉を学ぶことができる。そこがとてもユニークですね」
2人が挙げたのは、ともに“食×交流”を軸としたシェアサービス。新たなシェアリングエコノミーのトレンドになるのか今後の発展に注目したい。
― [最新シェアサービス]は本当に使えるのか? ―
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