直前予想 SGグランドチャンピオンの優勝戦は師弟コンビが熱い!
各地で無観客開催から徐々に入場営業が再開されているなか、ビックレースの開催では無観客が続いている。来場者が多くなるため仕方ないところだが、ファンは皆ネット投票でいつも以上に楽しんでおり盛り上がりは半端ない。
本日優勝戦を迎えるボートレースSG、宮島でのグランドチャンピオン優勝戦は人間模様に溢れたアツいメンバーとなっている。
1 徳増秀樹
2 上野真之介
3 菊地孝平
4 峰竜太
5 羽野直也
6 新田雄史
注目は絶好枠番となった徳増秀樹選手だ。すでに45歳、過去のSG9度の優勝戦でも優勝には一歩足りなかった徳増選手の心を動かしたのは4年前。同期同支部の今坂勝広選手がガンでこの世を去ったことがポイントだったと公言してはばからない。2019年はモーターボート記念以外のSGすべてに出場し、準優進出5回、優勝戦進出2回を誇り、2020年も前回SGとなったオールスターで優勝戦進出(6着)。そして、いよいよSGタイトルを目前となったポールポジション1号艇だ。
ただ、相手も怖い。2号艇の上野真之介選手はSG初優出だが、道中では6コース捲りを決めるなど豪快なレースを繰り出す一方、イン戦もしっかり逃げる安定感も備えた勝ち上がりで、さらに4号艇峰竜太選手の弟子でもあり師匠の内で良いところをみせにくる。
3号艇の菊池孝平選手は準優勝戦で唯一インを崩して4コース捲りを決めた快速スタートの鬼。そして4号艇にはハンドル捌き最上位の峰竜太選手が控えて菊池の仕掛けを利用しようと手ぐすね引いて待っている。
5号艇の羽野直也選手は期待のルーキーと呼ばれて6年経ち順調に成長、初SG優出を25歳で達成した。しかし若い年齢とは裏腹に苦手な技やコースがなく少しでもスキがあれば割り込んでくるテクニックの総合力が高い。さらにSG優勝2回を誇る新田雄史選手が6号艇から。昨年の同レース準優勝戦フライングからのリベンジを狙っている。
今回は勝SPA!編集部の担当Tと担当Sの二人で優勝戦を斬る。
今節、目立った選手は2号艇の上野選手、そして4号艇の峰選手。特に上野選手、2日目、6コースからの捲り一発はまさにプラスレスな一戦であった。
対する峰選手の今節は、道中の追い上げがとにかく目を引くレースっぷりで、心技体揃った走りは王者にふさわしい走りであった。さらに言えばこの2人、師弟コンビであることも特筆すべきポイントである。
さて、肝心の予想。進入は枠なり。1号艇、徳増選手は楽インだが、2号艇上野選手は果敢に攻めてチャンス到来。師匠、峰竜太の前で無様なレースはできまい。ここは師匠とワンツーを決めて、艇界の話題をかっさらいたいところである。
そして忘れてならないのは、センターから気風よくレースをする3号艇、菊地選手。準優よろしく、一気の捲り再び……なんてシーンも。
そこで、舟券はこちら。
3連単 234ボックス
3連単 234-1-流
さて、最後に笑うのは誰か? 注目の優勝戦は16時40分に投票は締め切り。宝塚記念も熱いが、グラチャンはもっとあっついで!
10度目のSG優勝戦で45歳の悲願は達成なるか
担当T期待は師弟ワンツー!
公営競技生主歴10年の予想 担当SことシグナルRight
進入想定△123-456 進入はすんなり折り合いそうでスローの進入は深くならず、あとは徳増がちゃんと逃げられるかどうか。上野の2コース差しは4割以上の決定力のため、しっかり締めて回らないと差されるが、センターから菊池、峰が飛んでくることを考えるとしっかり先に回るのが優先。となれば上野の差し順走が決まる。菊池のスタートは厳しいが、上野がしっかり受け止めるとみて絞る。 3連単 1-2=43 ベテランの悲願か、若手の台頭か、常連の意地か……非常に面白いメンバーとなった優勝戦。必見の一戦はネットで、テレビで見守ってもらいたい。 SPA!が運営する日刊SPA!内のギャンブル情報サイト「勝SPA!(かちすぱ)」の取材班。Twitter(@kspa_official)
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