更新日:2022年12月30日 08:22
エンタメ

DJ社長、大炎上に「悪気はない」YouTuber引退宣言の真相を直撃

引退表明するYouTuberが続出中

 “炎上系”や“迷惑系”と呼ばれた有名YouTuberたちが、厳しいコンプライアンスや規制に耐えきれず、次々と姿を消している。2022年は一時代を築いてきた古参でさえ、引退表明するなどのニュースが目立った。
DJ社長

アーティスト集団「レペゼンフォックス」を率いるDJ社長

 そんななか、これまでYouTuberとして、ときには「大炎上」しながら常に最先端を走り続けてきたのがアーティスト集団「Repezen Foxx(レペゼンフォックス)」である。チャンネル登録者数は395万人超え(2022年12月28日時点)。さまざまな話題を振りまいていてきたが、その中心人物がDJ社長だ。規格外の行動力やカリスマ性、リーダーシップ……。  さまざまな目標や夢を打ち立て、有言実行してきたからこそ、レペゼンフォックスが確固たる地位を築いてこれたと言っても過言ではないだろう。だが、そんなレペゼンフォックスも2022年末をもって「YouTubeを引退する」と発表。  いったい、次は何を企んでいるのか。今の率直な心境やこれからの野望について、本人へ直撃した。

日本の音楽業界の禁止事項を逆手に取って…

DJ社長 近年は海外進出し、世界を舞台に活動してきたレペゼンフォックスだが、「海外進出を公言するまで、実は海外には行ったことがなかった」とDJ社長は言う。 「インドネシアやタイなどの海外で活動するようになったのを機に、音楽イベントやフェスで世界を飛び回るようになったんですよ。いろんな国に行き、全力で楽しく遊ぶ。日本にはない“ノリ”や文化を体感し、良いところを吸収していましたね」  レペゼンフォックスのライブでは、イベント中の様子を撮影したり、それをSNSヘ投稿したりすることなどが全て許可されている。  これは海外アーティストのライブが「撮影OKで“推し”をSNSへアップする」のが当たり前のようになっている様子を見て取り入れたそうだ。 「海外と日本のライブ事情はだいぶ異なっていて、日本だと基本的にはライブ中の撮影は禁止だったりする。おそらく後日販売するDVDの売上が落ちるのを気にしているんだと思いますが、僕らはそれを逆手にとって、SNSヘアップすることは大歓迎。どんどん撮ってほしいというスタンスでライブをやっています。  そのおかげで、SNSにはレペゼンフォックスのライブシーンを切り取った投稿が溢れ、それだけで話題を作ることができる。また、海外ではお酒もOKなので、本当なら日本のライブ会場でもファンがお酒を飲めるようになれば、もっと最高なんですけどね(笑)」
次のページ
バズるとわかっているなら「真っ先に声をかける」
1
2
3
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

記事一覧へ
大炎上 レペゼンフォックス1st Artist BOOK

大人気YouTuberであり、世界各地で活躍するアーティスト集団でもある【Repezen Foxx(レペゼンフォックス)】の1st 写真集。普段とは違う爽やかでかっこいい一面から、マンバギャルに変身するなどRepezen Foxxならではのおふざけ企画まで盛りだくさん。また、メンバーそれぞれのロングインタビューも必見!過去から現在、これからのことまで赤裸々に語る。
おすすめ記事
ハッシュタグ