スーパーで女性を狙う「ぶつかり老人」の末路。思い切りカートをぶつけた相手はまさかの…
少子高齢化が進む日本では、各地で「暴走する老人」がトラブルを起こすケースが増えている。都内某所でスーパーの店長を務める川上真司さん(仮名・35歳)は、老人が起こすトラブルに毎日のように遭遇しているという。
「シニア客のトラブルで一番多いのが万引きですね。警察が来るとボケたふりをするから、たちが悪い。支払いを忘れただけだと逆ギレするパターンも多くて、ほとほと困っています」
また、万引きだけでなく店員に対して文句を言うのも老人客が多いのだとか。
「シニア客は、男女問わず店員にクレームを入れるんですよね。サービスが悪いに始まり、店の掃除が行き届いていない、せっかく行ったのに欲しかった商品が無かったなど、とにかくさまざまなクレームの電話がシニア客から毎日かかってきます。高級店のようなサービスを求めてくる勘違いしたシニア客は非常に多いです。そんなに不満なら、うちに来なくていいからと思いますね」
迷惑な老人客に毎日接している川上さんだが、中でも強烈なインパクトを残しているのが「ぶつかり老人」だという。
「土日関係なく毎日のように、夕方の混んでいる時間帯に来る男性のシニア客でした。はじめは、体調が悪くてよろけていのかなと思ったのですが、明確に女性を狙ってカートをぶつけ、ときには体当りすることも。監視カメラでチェックし、この客が来た時はマークをするようにしてました」
迷惑極まりないぶつかり老人だが、明確に窃盗している万引きとは違いどうやって注意すれば良いのか悩んだという川上さん。警察に相談したものの、被害者がいなければ注意も、ましてや逮捕は難しいとの回答だったそうだ。
「警察もパトロールを増やそうかと提案してくれたのですが、夕方の混み合っている時に警官が店内で捜査するのはお店のイメージに悪い。ひとまずは、スタッフで注意しながら被害にあった人を割り出すことにしたんです。ただ、混雑している店内では、カートがぶつかったり、人と人が接触するのは普通のこと。なので、ぶつかり老人の被害にあったという人を割り出すのはかなり難航しました」
警察が来るとボケたふりをする…
女性に体当たりする「ぶつかり老人」が出没
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1979年生まれ。雑誌編集者→IT企業でニュースサイトの立ち上げ→民放テレビ局で番組制作と様々なエンタメ業界を渡り歩く。その後、フリーとなりエンタメ関連の記事執筆、映像編集など行っている
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