ライフ

焼き芋を「2年で1000本以上」食べた人物を直撃。毎日欠かさず食べた結果、カラダに“驚きの変化”が

飽食の時代、寿司・焼肉・カレー・スイーツなど、あらゆるものが好きな時に食べられる日本。そんな状況にあって、徹底的に同じものを食べる人も存在する。冬になると食べたくなる「焼き芋」を毎日欠かさず食べている熱波師でライターの天谷窓大氏(41歳)もその一人。 健康問題は起きていないのか、太ることはないのか。本人を直撃した。
天谷窓大氏

天谷窓大氏

焼き芋に救われ、「極めてみたいな」と…

もともと、“人並み”に焼き芋が好きだったという天谷氏。話は、メンタルがかなり落ち込んでいた時期にさかのぼる。 「会社員時代、パワハラ地獄に苦しみ、生きる気力がなくなっていた時期があって……。その時に、たまたま食べた焼き芋の味に感動したんです。高級なものではなく、スーパーの軒先で売っているものだったんですけど、身体と心にしみたんですよね。美味しい焼き芋を食べたら、こんなに元気が出るんだなと」 焼き芋自体がこの数十年で大きく進化を遂げていたことも、大きな要因になっているという。 「僕が子供のころに食べていたのは、パサパサで当たり外れが多いというイメージでした。でも、『今はこんなにしっとりして甘くなっているんだ』と思いました。それで、焼き芋の世界を極めてみたいなと思って」

この2年で食べた焼き芋は「1000本以上」

天谷窓大氏

今では焼き芋界の有名人に

その後、フリーランスとしてライターや熱波師の活動をするようになると、“焼き芋アンバサダー”を名乗り、焼き芋に関する広報活動やイベントのプロデュースをするようになる。 「アンバサダーと名乗り始めると、好きなだけでは説得力がないと思うようになりました。ちょうど、知り合いの農家さんからお芋を箱でいただく機会があったので、毎日食べようと決めて」 そこから約2年。最低でも1日1本の焼き芋を食べ続けている。調子の良い日は2〜3本になり、イベントの日は10本を超えることもあるとのことで、この2年で1000〜1500本の焼き芋を食べている計算だ。
次のページ
シンプルな疑問「飽きないのか?」
1
2
3
Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ