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「日本のマグロ漁船を労働条件でランキング化している」外国人船員たちの情報交換

あるときは市民の“オイタ”を見抜くため、またあるときは世相にブームを巻き起こしたりと、その道のプロたちが対象となるものを読み解く&トレンドを生み出すためのネタ元をリサーチした!

外国人船員が日本のマグロ漁船をランキング化してSNSで情報交換

外国人船員が日本のマグロ漁船をランキング化してSNSで情報交換

カツオの水揚げをするインドネシア漁船員

 “労働条件が過酷な仕事”の代名詞的存在のマグロ漁船。その手配を行う会社の社員(30代・男性)によると、日本のマグロ漁船の船員はインドネシア人やフィリピン人が中心になっているそう。では、その過酷な業務に耐えうる船員は、どんな情報で選抜するのか。 「もちろん面接の際の人柄は重視しますが、彼らは無理なことでも『できます!』とウソをつくので、話半分にしか聞きません(笑)。重視しているのは、実は履歴書に書かれた出身地なんです」  日本の採用試験で出身地が問題になることはないが、一体なぜ? 「例えばインドネシアは多民族国家で、地域ごとの文化の違い、人々の性格の違いが非常に大きいんです。例を挙げると、ジャワ島出身者=従順、スマトラ出身者=我が強い、東方の小さな島の出身者=気性が荒い……という感じですね。過去のデータの蓄積から見ても、それは実際に当たっている部分があるんですよ」
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日本のマグロ漁船の労働条件を詳細なデータ化
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