不動産会社には「部屋を貸したくない人」データが存在する!?
あるときは市民の“オイタ”を見抜くため、またあるときは世相にブームを巻き起こしたりと、その道のプロたちが対象となるものを読み解く&トレンドを生み出すためのネタ元をリサーチした!
マンションを借りるとき、その物件が“ワケあり”かどうかを調べるネタ元として事故物件公示サイト「大島てる」は有名だ。
逆に、貸す側である不動産会社にも借り主の支払い能力や信用性を審査するためのネタ元が、当然存在する。全国で数十万件の賃貸物件を有する大手不動産会社に話を聞いた。
「ウチは、個人に部屋を貸す場合は、保証人ではなく保証会社をつけます。同業他社とも情報共有していた時期もあったんですが、個人情報保護法などの問題もあり、数年前からNGな流れになったので、今は会社独自のリストを基に審査します。過去に未払いだったり、近隣トラブルを起こしたりだとか記録が登録されている人とは基本的に契約は結びません。まあ、間口を広げるために基準は昔より緩くしていますが……」
不動産賃貸業
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