ぼっちの醍醐味は「自分のペースで行動できること」
―[「ぼっち」休日動態調査]―
お一人様専門店も登場し、世は「一人客」に対し、受け入れ態勢を整えつつある。半面、仲間と過ごす人を“リア充”と呼び、一人でいることを“ぼっち”と自虐する層も増えている。果たして、「ぼっち」での行動はどこまで許容され、どこで屈辱を感じるのか。
◆ぼっちは恥ずかしいことじゃない!
昨今のぼっちブームを「大人数で楽しむのに限界がきたんじゃないでしょうか。一人で遊びたいというニーズに、世間が応えていった結果だと思います」と分析するのは、5年前に一人カラオケを実践し、一人動物園、花見、イルミネーション、プリクラ、社会科見学などに挑戦してきた、ライターのこじまいちろう氏だ。
「“お一人様”の醍醐味は、自分のペースで行動できること。展示物をじっくり観察し、気になる場所に寄り道できます」
そんなこじま氏が一人で最も楽しめたのが、社会科見学で行った陸上自衛隊広報センター。
「じっくり見学して見逃しがちなところも堪能できました。こういう場所は一人で行くのがオススメです。逆に、厳しいのはイルミネーション。きれいですが、カップルだらけで心から楽しめません(笑)」
【こじまいちろう氏】
ラシネスカルチャーストリートで、“一人○○シリーズ”など、さまざまな記事を手がけるライター。詳細は、http://rcs27.com/
取材・文・撮影/朝井麻由美 取材・文/青山由佳 黒田知道 取材/山崎由貴 アンケート協力/アイオイクス
― 「ぼっち」休日動態調査【9】 ―
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