ライフ

具志堅用高さん“冷暖房付きのワンちゃん部屋を増築”するほどの犬愛を語る

世の中の人間は犬派と猫派に大別できる。犬派が「犬のほうが利口でかわいい」と言えば、猫派は「猫のわがままなところがかわいい」と言うなど、両者は決して譲らない。犬vs猫、本当にかわいいのはどっち!? 今回は犬派の具志堅用高さんに思う存分語っていただきましょう! ◆グスマンのために冷暖房付きのワンちゃん部屋を増築したんだよ
具志堅用高さん

具志堅用高さん

 実は、犬って苦手だったんだ。現役時代、ロードワーク中に突然犬に追いかけられ、足を噛まれたことがあってねぇ(苦笑)。  ただ、十数年前、知人の紹介でミニチュアピンシャーの子犬と会ったときに、ビビッときたんだ。「このコが『連れて帰ってくれ』と言っている!」とね。目と目で通じ合ったというか、巡り合わせなんだろう。そのコはアンコと名付けて、今もウチにいるよ。  小型犬を飼ううちにどんどんワンちゃんの魅力に取り憑かれて、大型犬も飼いたくなった。なかでもボクサー犬にすごく憧れて。で、家族の反対を押し切って手に入れたのがコイツ。グスマンは、自分が’76年に世界王者を奪った相手の名前なんだ。敬意とともに、ちゃんと記憶に留めておきたくて。  グスマンの親は、アメリカのドッグショーでチャンピオンを獲ったこともあるんだよ。そのせいか、ウチのコは佇まいが美しいよね。  ワンちゃんのためなら何でもするよ。朝晩の散歩やエサやりはもちろんだけど、グスマンが来て家を増築したんだ。冷暖房付きのワンちゃん部屋を設えた。ちゃんと世話をしたいから、飲みに行く回数も減ったしね。仕事で地方にいても「そろそろごはんの時間だな」なんて、いつも気になる。ホント、ワンちゃんってかわいいよ。  猫? 自分は猫アレルギーだから論外。ペットとしてもパートナーとしても、最高なのは犬だよ。 【具志堅用高さん】 ’55年、沖縄県生まれ。世界王座防衛13回の日本人最多記録を持ち、「100年に一人の天才」と謳われた伝説的ボクサー。愛犬グスマンは今年5歳になるオスのボクサー犬 ― [犬バカvs猫バカ]カワユさ自慢バトル【3】 ―
おすすめ記事