余命1年のドクター中松「私にとってがんは僥倖」
昨年6月、現代医療では治療の困難な悪性がん「前立腺導管がん」で、医師から2015年末までの余命宣告を受けたことを告白した発明家のドクター中松氏(86)。「余命1年の感想と現状の発表」と題して、ドクター・中松ハウスにて、記者会見を開いた。
「食事を摂ると、目の前が真っ白になってしまい卒倒する」と現在の症状について触れたのち、「自分の体を実験台に、腎臓、心臓、メンタルの改善を図るがん撲滅の10大発明の研究・実験を進めている」ことを発表。その10大発明を「DNT10」(Dr.NAKAMATS’ INVENTED THERAPY OF BEATING DISCASES INCLUDING CANCER)と命名。
「今年中に10種すべての発明に成功しなかったとき、それは私の命が潰えるときだ」と語った中松氏。現時点では10種のうちの2種、DNT3.「20TWENTEA」(高麗人参、くま笹、くこの葉、ドクダミなど20種をブレンドしたお茶)の開発・実用化と、DNT2.「ガンの狂風」(心を鼓舞するガン撲滅の歌)の作成に成功したことを報告。残りは以下の8発明。
DNT1.病気に負けない心の健康「撰難楽でワクワクする気持ち」
DNT4.病気撲滅食べ物「ガンガン食とガンガンカレー」
DNT5.病気撲滅の味覚「ガンガンおいしい」
DNT6.病気撲滅の食べ方「ガンガン食べ方」
DNT7.病気撲滅サプリメント「ガンガン元気」
DNT8.病気撲滅の運動「ガンガン筋トレ」
DNT9.水を使って病気撲滅「ガンガンアクア」
DNT10.がん撲滅ロボット「ガンガンロボット」
「治療不可能とまで言われたがんに罹ったことは、悲劇でもなんでもなく、私にとってはむしろ僥倖。通常のがんであれば私は凡人であったということ。これが発明家である私に課せられた天命だと思い、使命感を持って研究に没頭していきます」
会見の最後には、DNT2.「ガンの狂風」を熱唱した中松氏。その行方やいかに? <取材・文/日刊SPA!取材班>
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