更新日:2015年04月15日 16:32
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美人と噂の漫画家まんしゅうきつこ、ついに顔出し! しかも、勢い余って脱いじゃった!!

 ブログ「オリモノわんだーらんど」で一躍名をはせた人気漫画家まんしゅうきつこ氏。これまでメディアで顔は出しておらず、「美人らしい」という噂だけがひとり歩きしていた。そんなまんしゅう氏が初の描き下ろし漫画『アル中ワンダーランド』リリース直前のこのタイミングで、4/7発売の週刊SPA!でついに顔を出す!……それどころか、えっ!? 脱いじゃった!?
まんしゅうきつこ

漫画家まんしゅうきつこ、40歳。『アル中ワンダーランド』リリース直前で、まさかのグラビア初挑戦!

「“顔を出す”ってだけで紙のムダ遣いはよくありませんでしょ? なので私、脱ぐことにしたんです」(まんしゅう氏)  しかもカメラマンには、写真家である実弟を指定! 「せっかくなので遺影にできるくらいキレイに」と意気込む姉と、「姉ちゃんを撮るなんて俺がいるココはもう地獄なのか」と嫌がる弟。そんな実の姉弟コラボによるグラビア撮影の現場はどうだったのか。その裏側を、ちょっとだけ公開したい。 ◆母は、見ていた。  某ホテルに集合し、そこでの撮影を終えた後に向かったのは、なんと実家。保健所から引き取った犬のモモちゃん(仮名)と撮影するためだ。ひとしきりメイクを直し、仏壇の前でポーズをキメる下着姿のまんしゅう氏。カメラをかまえる実の弟。見ず知らずの人々が家にいる不安で吠え続けるモモちゃん。そしてその後ろで見守るのは実の母――。下着姿の姉を弟が撮ること自体が「普通じゃない」のだが、さらにそれを実の母親が笑顔で見守るという異空間! 「なんで仏壇の前なのかよくわかんないけど、なんかこうして2人の姿を見ていると、感慨深いわね~」と母も太鼓判を押す。そのときモモちゃんが、うなずくようにワンと吠えた。 ◆カカシ、目立ちすぎ。  実家に続いて向かったのは、ご近所さんの家。そこでカカシ5体を借り受けて、ある空地に。「カカシを愛でるんだ! 全力で!」という弟の指令を受け、頬ずりしたり、話しかけたり、手探りのまんしゅう氏。しかしそのとき! さすがにカカシ5体は目立ちすぎたのか、撮影隊にやおら歩み寄ってくる人物が……。ここで撮影を止められてしまうのか!? 下手したら不審者として通報されるのか!? 先手を打つべくスタッフが「実はいま撮影で……」と話しかけると、「なんか楽しそうでいいわね~」とおばあちゃん。下着姿で寒さに震えるまんしゅう氏を見やり、「私も若い頃は細かったんだけどね~。年を食うともうだめね~」と、立ち話は延々30分ほど続いたのだった。モモちゃんは我関せず、草のニオイを嗅いでいた。 ◆荒川はまだ、寒かった。  続いて訪れたのは、荒川の土手。寒風吹きすさぶ3月上旬で気温は10度前後。終始下着姿だったまんしゅう氏の体力は限界に近づいていた。しかしまんしゅう氏は「弟なら私の眠ったフォースを引き出してくれるはず」と自らを奮い立たせ、土手を走った。寒い中、下着で、モモちゃんと、何度も何度も走った。そしてついに、頭のネジが外れた。「私、川で泳ぐからさ~、撮ればいいじゃん!」。しかし川に入った瞬間、予想をはるかに上回る水の冷たさに我に返る。「やっぱり寒い。泳ぐ水温じゃない。もう帰る。帰ってあったかいお風呂入る」。こうして撮影は幕を閉じた。モモちゃんはうれしそうに、尻尾をふっていた。  人気漫画家まんしゅうきつこ。彼女は噂通りの美人なのか、それともとんでもない変人なのか。心して袋綴じを開けていただきたい! 【まんしゅうきつこ】 埼玉県生まれ。日大芸術学部卒。’12年に開設したブログ「まんしゅうきつこのオリモノわんだーらんど」で注目を浴び、現在は漫画家・イラストレーターとして活躍。『ゴーゴーバンチ』で「ハルモヤさん」を連載中(『ハルモヤさん 1』が4月9日発売)。Webマガジン『ドアラジオ』で「まんしゅうきつこのリフォームワンダーランド」を連載中。
週刊SPA!4/14・21号(4/7発売)

表紙の人/木村拓哉

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アル中ワンダーランド

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