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ド素人が「占い師」になるための面接を受けてみた

【占い師・スピリチュアルカウンセラー】「直観力がある」と見いだされ、プロの世界へ


「就職」や「採用」という言葉とは無縁に思える「スピリチュアル」や「占い」の業界。まあ、誰もが「スピリチュアル能力」など持っているわけでもないし……。ところが、最近では「占い会社」があり、雑誌やウェブサイトで人材募集も行っている。しかもとある会社では、「採用祝い金最大5万円プレゼント」とな! ならばと占星術とタロット占いをかじったことのある記者が名乗りをあげた。

占い師・スピリチュアルカウンセラー 通されたのは、雑居ビルの一室。“オーディション”と称する面接が行われた。まず聞かれたのは占い経験の有無や得意とする占いの種類だった。さらには、その占いがどれほど当たったのかなどを聞かれる。さすがに相手も占い師、観察眼が鋭いのかハッとするほど鋭い質問が飛んでくる。

 タロット占いをやったことがあるといっても所詮素人の潜入取材。人間観察に長けた占い師の目はごまかせなかったのか、メールで届いた審査結果は「不採用」。

 後日、業界関係者に聞くと、ここでは経験の有無もさることながら、客に「当たってる!」と思わせる話し方や接客(アドバイスなど)ができるかも見ているんだとか。

 また、占いも“対面式”と“電話式”の2つがあり、電話式の場合、ハードルはもっと下がり、面接までこぎつければほとんどが採用。その後の実務も簡単なテキストで“研修”を行い、すぐ占い師になれるという。もっとも、その後、客がつくかは才能やスキルによって全然違うことになる。

 また、この手の求人の場合、「現場でスカウト」されることも。現在、スピリチュアルカウンセラーをしている女性は、幼少期から抱えていた虚弱体質と精神不安定に悩み、「ヒプノセラピー」というスピリチュアル療法にかかったところ、「直観力が鋭い」とカウンセリングする側にスカウトされたという。その後、養成講座に2年半通い、開業したそうだ。

 いずれにしても開業はできても客の信頼を勝ち得るのはまた別の話なのは言うまでもない。

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