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後藤真希【12年の集大成ライブ】のセットリストが神がかりにスゴイ!

ごっちん,後藤真希,ゴマキついに……ついにこの日が来てしまった。我らが“ごっちん”こと後藤真希が12月4日の単独ライブを持って無期限の活動休止に入ってしまった。一晩明けた今もアルバム『愛言葉(VOICE)』を聞きながらライブの余韻に浸っている。 ゴマキではなくごっちん。実は、このように呼んでしまう筆者(♀)は、99年9月のモーニング娘。デビュー以来から追い続けてきた筋金入りのヲタ。当時、大学受験のためテレビを禁止されていた筆者が、夕食時にたまたま見せてもらった当時13歳の後藤真希の加入ドキュメンタリーがきっかけだった。金髪中学生という生意気な風貌の一方、デビューライブの舞台裏であまりの緊張感からスンスン泣いてしまう少女のようなギャップに「なんだいつまでもこびりついてくる存在感は!」と衝撃を受けたものだ。 大学進学をきっかけに上京した筆者はさらにごっちん熱が上がり、ごっちんが参加しているCDを買い漁るカモと化し、ハロープロジェクトのファンクラブにまで入会。初めてライブに行ったのは、’01年春のモーニング娘。中澤裕子卒業公演。若干暑苦しいが、会場と一体になれるパフォーマンスにドハマリし、以降、ライブには毎回通うようなる。 しかし、思い出せば、ごっちんの別れは今回だけでなく、何度か経験しているではないか。まずは’02年のモーニング娘。の卒業。ソロへの転向だったがかなりショックで眠れなかった(その後、ソロライブでは暴れる)。そして’07年ハロプロからの卒業。その後、エイベックスに移籍するも、今回の活動休止。この安定しない儚さがいつも彼女にある。皮肉にも、そこが魅力といえば魅力なのかもしれない。 ……と前置きが長くなってしまい申し訳ない。ごっちんの単独ライブ自体は、実に約4年ぶりだそうだ。意外だったのは、ツアータイトルが『G‐Emotion FINAL~for you~』だったこと。これは、ハロプロ時代から引き継がれており、まさに集大成を意味する。事務所を移籍してこのフラットさは感心してしまう。本人の計らいだろうか……。 さて、肝心のライブだが、昼夜公演2回参戦してきました。完全にプライベートです。というか、根っからのごっちん推しにとって1日2公演はデフォルトなのである。公演が多ければ多いほど追うのがお決まり。それはお金も貯まらんわ。 ライブの様子はさまざまなニュースサイトで報じられてきたので、当サイトでは、曲目と共に振り返っていきたい。 【SETLIST】 1. 宝石 2. What is LOVE 3. Lady-Rise 4. Get Your Way 5. 月影 6. YOU 7. Paradice 8. ガラスのパンプス 9. EYES 10. Believe 11.「ねぇ、、、」 12. 華詩 –hanauta- 13. Fly away 14. Queen Bee with BIGGA RAIJI 15. スクランブル 16. アゲ♂曲 17. Non stop love 夜露死苦!! ※夜公演のみ(ゲスト出演:綾小路翔) 18. Fake 19. 愛言葉 20. 足跡
ドリームモーニング娘

ドリームモーニング娘。と『LOVEマシーン』

【アンコール1】 21. SCANDALOUS 22. LOVEマシーン ※夜公演のみ(ゲスト出演:ドリームモーニング娘。) 23. lalala 【アンコール2】 24. with ※夜公演のみ 25. 盛り上がるしかないでしょ!! ※夜公演のみ 最後のアルバム『愛言葉(VOICE)』の曲を中心としているが、やはりというかなんというか、要所要所でハロプロ時代の曲が加わっているのだ。それまで移籍後の曲のノリに戸惑いを感じて若干おとなしかったヲタ……いやファンは馴染みの曲が流れると急に暴れだす。もちろん筆者も体が勝手に動いてしまう。 ごっちん,後藤真希,ゴマキ『ガラスのパンプス』はアレンジverだったが、『スクランブル』はオリジナルそのもので、昔からおなじみの「L、O、V、E、ラブリーごっちん!」コール。本人も歌っておきながら「懐かしい!」と驚きの様子。蘇ったファンは以降、遠慮なしにごっちんコールを叫ぶようになる。こ、これこそがハロプロ時代から受け継がれたノリなのである。新しいファンはちょっと異様だったかもしれない。 が、本人は昼の部にて、「みんなちょっとテンション抑えてない?」と物足りてない様子。たしかに筆者を含め周りのファンたちも様子を伺っていたはず。ならばいいんですね? 本気出しちゃっていいんですね? と、言わんばかりに、最後の最後、夜の部のテンションは始まる前から凄まじかった。若干周囲の男たちが怖かった。 彼女の気合も並大抵のものではなかったはず。悔いのないように一曲一曲かみ締めるように歌い上げる彼女の姿を見て、これまでの12年間が溢れるように蘇ってきて、何度も何度も泣けてきた。 ごっちん,後藤真希,ゴマキスペシャルとして、最もファンを湧かせたのはなんといってもドリームモーニング娘。の登場。いや、ほんわり期待はしていたけど、これはありえない演出とばかり思っていた。しかもごっちんをこの世に知らしめた『LOVEマシーン』の披露。しかも歌うパートも当時を再現。二度と実現されないと思っていたこの共演はまさに反則ではないか。 さらにスペシャルまだ続く。ダブルアンコール、いや正確にはトリプルアンコールか? 「まだまだ盛り上がり足りないなぁ~」という彼女が最後の最後に持ってきたのは、『盛り上がるしかないでしょ!!』。これはごっちんの初のソロアルバム『マッキングGOLD(1)』に収録されたライブではお馴染みの暴れ系の曲だ。しかし、マニアックな曲を持ってきたもんだ。もちろん筆者は嬉しくて暴れながら泣きました。隣の男性ファンの勢い余った肘鉄を喰らおうが汗が飛び散ろうが……ちょっと気にしたけど暴れました。 最後まで長年のファンへの気遣いを忘れなかったごっちん。何度も「ありがとう、本当にありがとう」を繰り返しつつも、MCでは「本当にぶっちゃけ何度も辞めようと思った」「うちって強がりじゃん?」とファンに親しみを込めながら語りかける場面がとても印象的で、痛いほどその心情が伝ってきた。「待ってるよ!」「ごっちん愛してるよ!」と仕切りに愛を伝えるファンに「浮気しなかったら帰ってくるよ」とお茶目な一面を見せてくれた。 ごっちん,後藤真希,ゴマキそれにしても今回のセットリストは本当に神がかっていた。個人的には、懐かしい曲も楽しかったが、成長が如実に表れてる最近の曲のほうが強烈だった。ここまでやると逆にカムバックしにくいのではと不安にさえなる。しかし、一方では当時の絶頂期とは違い、これだけ熱く語っても理解してもらえる人が周囲に少ないのも、ある意味、時代の終わりを感じさせる。 ファンとして戻ってきてほしい気持ちはあれど、一番は彼女が幸せでいられること。そう願わずにはいられない。しばらく思い出に浸りながら酒を飲む日が続きそうだ。 取材・文/ビン・カーン 写真提供/エイベックス
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