更新日:2022年08月14日 11:52
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日帰り旅行の隠れた名地「石川県能登島」に行ってみた。東京から1時間でこの景色!

天然温泉もある

 その後は再びバスに乗り、「マリンパーク島の湯」で下車してほしい。そこには海が見渡せる開放的な大露天風呂が嬉しい日帰り天然温泉施設「ひょっこり温泉 島の湯」がある。  風呂だけではなく、食堂ではここでしか食べられない能登島の食材を使った「能登島バーガー」なるものが存在。500円という値段に見合ったボリューム感で、肉の代わりに挟んであるクリームコロッケが美味だった。風呂上がりに一杯やりながら食べれば至極の時を味わえることだろう。

歴史好きなら「須曽蝦夷穴古墳」へ

⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1257383  ここ能登島には歴史好きの好奇心をくすぐる文化財がある。それが「須曽蝦夷穴古墳」だ。日本の古墳には例が少ない高句麗式構造の古墳で、2つの石室があり、内部を見学することができる。また、ここは絶景スポットでもあり、古墳の正面側に廻ると、眼下には雄大な海と自然が広がっており、旅に来たという実感が改めて得られる。惜しむらくはタクシー、もしくはレンタカーを使わないと訪れにくい場所にあることだろうか。

飽きたら金沢へ行くのもアリ

 ほかにも道の駅やガラス工房など、見どころは多数あるが、何より島の導線でもある海外線沿いの景色は特筆すべきものだ。もし、能登島に飽きてしまったら、近くの和倉温泉に戻って名泉に浸かるもよし、一時間ほどかけて金沢駅に行くのもよしと、プランは多数存在する。ネットのまとめ記事に載っているような情報ではなく、好き勝手に行動することで、自然と毎日のストレスから解き放たれていることだろう。<取材・文/日刊SPA!編集部>
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