「男性客は21時以降に来る“二次会組”が多いですが、狙い目は19～20時の早い時間。ライバルも少ないので2時間あれば3組ほどの女のコと話せる」（36歳・営業） 　男性は10分500円（平日の相席時）が自動延長される仕組みで、席替えは無料で何回も可能。なのでヘタにだらだらと話さずに、より気の合う相手を探すのが賢い。 「女性客は近くに住むコが多いので、都内から来たならカラオケとかよりも『近くの美味しい店を教えて』と、誘うほうが好印象かと。0時以降になっても終電逃がし組が来るので、終電前から待機する手もアリですね」（40歳・保険） 　ほかにも都内から度々遠征する男性（34歳）が言うには「地元・埼玉の大学に通う女子大生と相席になると『次は都内で飲み会を開いてよ』と逆に連絡先を聞かれることも少なくない。店でLINEを交換した翌週に、今度は都内でデートするなんてこともありました」。 　今年以降、首都圏への出店をさらに加速させる予定だという同チェーン。“相席界”の台風の目になりそうだ。 　同特集ではほかにもさまざまな相席店を紹介。出会いの勝者に直撃インタビューし、本当に出会える店だけを厳選した。また、東京だけでなく全国の出会いの名店もリストアップしているので、出張のお供として必読の一冊となっている。＜取材・文・撮影／週刊SPA！編集部＞