NGT48がメジャーデビューに向け、地元イベントで躍動
1月に開催された、48グループの“楽曲総選挙“である「AKB48グループ リクエストアワー セットリスト ベスト100」で全グループ中1位に輝き、勢いに乗っているNGT48。彼女たちが3月18日に、シングル「青春時計」リリース(4月12日発売予定)を記念して、「祝・メジャーデビュー! NGT48ここからプレーボール!@HARD OFF ECOスタジアム新潟」を開催、“デーゲーム” と“ナイトゲーム”の2部制でフリーライブが行われた。
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HARD OFF ECOスタジアム新潟は、9ヶ月前にメジャーデビュー決定が発表され、メンバーたちが涙した思い出の場所。新曲を地元で披露し、念願のデビューにこぎ着けた喜びをファンと共有した。
“プレイボール”と野球をテーマに冠したイベントらしく、ウグイス嬢がひとりずつメンバーを呼び込み、スケジュールの都合で欠席した柏木由紀と長谷川玲奈を除く、24人がステージに立つ。
1月のリクエストアワーで全969曲中1位に輝いたNGT48初のオリジナル曲「Maxとき315号」、新潟の名所の紹介ソング「NGT48」をメンバー全員で披露してイベントをスタートさせた。その後、自己紹介MCからシングル収録曲のパフォーマンスが続く。
まずは、3月でグループを卒業する水澤彩佳ら研究生10人が「下の名で呼べたのは…」を歌唱。研究生としての歴史が詰まった歌詞の内容に、涙を浮かべてパフォーマンスするメンバーも。
次は、シングル表題曲の選抜メンバーが登場。「3種類のデザインを実際に作っていただいて、そのなかからこれを選びました」(中井りか)という、力の入った新衣装とともに、「青春時計」をファンの前で初披露した。
新潟の象徴“トキ”のイメージカラーである赤と白を基調にした衣装は、メンバーの動きと共にキレイにたなびいていた。「全員で手をつなぐ振りつけがあって。赤い衣装がつながって、NGT48が赤い糸でつながれてるみたいです」(加藤)という、衣装とマッチした振りつけも見どころだ。
続いて、Team NⅢ副キャプテンの荻野由佳がセンターを務める「出陣」、本間日陽がセンターの“ダンス選抜”楽曲「純情よろしく」を披露したのち、全メンバーがステージに集結。
加藤美南と高倉萌香がダブルセンターを務める「暗闇求む」を全員でパフォーマンスしたのち、グラウンドに降り立つメンバーたち。
客席の近くへ駆け寄り、走り回りながらAKB48のヒット曲「君のことが好きだから」、「重力シンパシー」、「ヘビーローテーション」(ナイトゲームでは「大声ダイヤモンド」、「言い訳Maybe」、「ヘビーローテーション」)を次々と披露。
最後に全員で再度「青春時計」を歌い、閉幕。NGT48として過去最多の1万人のファン(2公演合わせて)と共に、デビューへの時を刻み始めた。
デーゲーム終了後、突然の雨模様となり、ナイトゲームの開催が危ぶまれる一幕もあったが、無事雨が上がりイベントは続行。この様子にキャプテンの北原里英が「私がステージに上がると、雨も上がるから」と心強いコメントもあった。
イベント合間の記者会見でも、メンバーとスタッフの食中毒に関する質問に「ふだん、NGTの名前を知ることがない人にも、変な形だけど知ってもらうことができたと前向きに捉えたいです」と答え、キャプテンらしいコメント力を発揮。
また、「暗闇求む」でセンターを務める加藤への、「加藤さんの暗闇はありますか?」との質問に「ないです! 誰か、私の人に見せたくない一面知ってますか?」とメンバーに話を振る加藤。
誰も答えないのを察知した北原が「加藤さんの人に見せたくない一面、私、知ってますよ」と語り始める。
「寝相がめちゃくちゃ悪い! 布団3枚くらい使って寝てるんですよ。私のおなかを枕にして寝たこともあって、危険です」
これにはメンバーと記者陣も大笑い。どんな質問でもしっかりと笑いに変え、天候までも操るキャプテンの力が発揮されており、北原がしっかりとグループを支えている様子が垣間見られたイベントであった。
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■セットリスト
デーゲーム
01. Maxとき315号
02. NGT48
03. 下の名で呼べたのは…
04. 青春時計(選抜メンバーのみ)
05. 出陣
06. 純情よろしく
07. 暗闇求む
08. 君のことが好きだから
09. 重力シンパシー
10. ヘビーローテーション
11. 青春時計(全員)
ナイトゲーム
01. Maxとき315号
02. NGT48
03. 下の名で呼べたのは…
04. 青春時計(選抜メンバーのみ)
05. 出陣
06. 純情よろしく
07. 暗闇求む
08. 大声ダイヤモンド
09. 言い訳Maybe
10. ヘビーローテーション
11. 青春時計(全員)
取材・文・撮影/森 祐介
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