平日はマジメに仕事する“週末シャブ中”――30代が多数、逮捕や依存の最悪すぎるリスク
不良や、若い頃にハマっていた中高年が使うクスリ……。そんなイメージのある覚醒剤だが、実は平日マジメに仕事をし、週末だけ使うという20代、30代の“週末シャブ中”も少なくない。アブないクスリにハマる実態とは?
不良や、若いころにハマっていた中高年が使うクスリ……。そんなイメージのある覚醒剤だが、実は平日マジメに仕事をし、週末だけ使うという“週末シャブ中”が少なくない。それも、仕事をバリバリこなしている30代に多いのだ。
「平成28年度の警察庁のデータによれば、人口10万人あたりの検挙人数は20.0人と30代が最も多いんです」
こう話すのは、薬物依存からの回復を支援するNPO法人アパリの事務局長・尾田真言氏だ。
「最近、50代以上の中高年のシャブ中が増えているという報道もありますが、人口10万人あたりでは5.0人と少ない。また、10代や20代の検挙人数もそれぞれ1.9人と10.2人。覚醒剤は安くても1万円以上するので、お金がない若い人たちには手が出ないのでしょう。結果として、社会的地位も自由に使えるお金もある30~40代が覚醒剤使用のボリュームゾーンになっているんです」
まさに働き盛りの世代でもあり、朝から晩まで仕事に追われてストレスを抱えていることも多いだろう。そんな状況が覚醒剤に手を出すきっかけになることもある。
10万人あたりの覚醒剤検挙者数は30代が最多

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