Amazon上半期“意外と売れた”注目商品ベスト10――スマホ連動アイテムやクラフト系が人気
さまざまな人気商品が登場した’17年上半期だが、その陰でマニアなど一部の間で話題になった“裏ヒット商品”も少なくない。そこで各分野の専門家たちに上半期の知られざる裏ヒット商品の数々を挙げてもらった。
ネット通販の雄・アマゾン。圧倒的な数のアイテムのなかから意外な売れ筋について、テクノロジージャーナリストの本田雅一氏に聞いた。
「『カフラーノ』はミルとフィルターが一体になったコーヒーメーカー。その場で挽きたて&淹れたてのコーヒーが飲めます。今は手作りの味わいを楽しむ“クラフトブーム”がきていて、『カフラーノ』や『ヨーグルトメーカー』が売れているのもその流れだと思います」
また、目立つのは「leafee mag」や「ミニLED プロジェクター」、「MAMORIO」など、スマホと組み合わせて活用する便利アイテムが売れている。
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「どれもスマホの機能と連動して使うものばかり、今やスマホが生活のインフラになったことを改めて実感させます。10年前と違い、スマホがテクノロジー製品だとはもう誰も思わない。ワイヤレスイヤホンが売れているのもイヤホンジャックがなくなったiPhone 7の明らかな影響。つまり今はスマホを基盤に世の中のさまざまなジャンルの製品が集まり、ビジネスが成り立っています」
一方、「バタフライボード」といった“実感”にこだわったアイテムもヒットしている。
「アイデアを文字やグラフィックとして記録する超軽量メモツールがトレンド。アマゾンでは売ってませんが、A4用紙を挟んで使う『HINGE』というファイルも人気です。スマホやタブレットの時代になっても、思ったことをその場で思ったままに書き留めるモノがまだ必要とされてます」
Amazon上半期、意外と売れた注目商品
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