“裏ヒット”家電 BEST10…「ドンキ激安4Kテレビ」が人気すぎて販売中止にまでなったワケ
さまざまな人気商品が登場した’17年上半期だが、その陰でマニアなど一部の間で話題になった“裏ヒット商品”も少なくない。そこで各分野の専門家たちに上半期の知られざる裏ヒット商品の数々を挙げてもらった。
まずは家電・ガジェット。デジモノライターの板倉正道氏が下半期も注目する裏ヒット商品1位は、ドン・キホーテが販売するオリジナルブランドの「50V ULTRAHD TV 4K液晶テレビ」。その理由として、「今話題のあの企業が関係している」と話す。
「実は、操作と画面上のズレを極力排したゲームモードと呼ばれる機能が搭載されているのですが、これは東芝『REGZA』についていた機能。それでいて、本家より安く買えることで“ジェネリックREGZA”と呼ばれています」
ネット上では「2社の共同開発では?」との噂も流れたが、ドンキ側はこれを否定している。
「製品に東芝映像ソリューションが外販している基板を使用していたため、スペックが似ていたわけです。高性能4Kテレビが安く買えると購入者が殺到した結果、生産が追いつかなくなり、現在は予約生産販売を中止しています」
続く2位の「NeuroSky MindWave Mobile」は、人間の脳波が測定できるヘッドセット。
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「これまで専門機関に行かないとわからなかったアルファ波やベータ波など5種類の脳波が簡単に調べられ、リラックスや興奮など脳が現在どんな状態にあるのかが一目でわかります。しかも、脳波と連動させたアプリの数は100種類以上。ゲームで楽しみながら脳トレで集中力アップを図ったり、瞑想による不安やストレスの解消をサポートしてくれます」
そして、3位は「Xiaomi Redmi Note 4X」という日本のユーザーには馴染みの薄い中華スマホ。中国製と聞くと低品質な印象を抱きがちだが、これは高品質低価格のコスパに優れたアイテムとして話題になったんだとか。
「今年、初音ミクとコラボした限定モデルの発売で一部ファンの間で注目されたスマホです。コラボ品は4万9800円なのに、非コラボ品は中身が同じで販売相場はその半分以下。超高速指紋認証やバッテリー寿命の長さ、ソニー製のセンサーを組み込んだカメラなど価格以上にハイスペックです。ただし、外装は材質的に安っぽく、落としたら一発で壊れる可能性もあります。丈夫なスマホケースに入れて使うのがいいでしょうね」
便利だけどワケあり。今が買いの裏ヒット家電
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