珍名「五六さん」を「ふのぼりさん」と読む理由
―[[珍名&同姓同名]さんの悲喜劇]―
自分で決めたわけじゃないのに、一生ついて回るのが名前。というわけで、難読だったり思わず二度見しちゃうような珍名ならではの苦労、同姓同名ゆえの悲喜劇など、名前にまつわるエピソードを集めてみた。まさに人生いろいろ、名前の数だけ人生があるんだなあ
◆一番合戦さん、大工さん……いや、これが本名ですから!
読み方が難しい珍名さんでは「中学校のときに『一番合戦(いちばんがせ)』さんがいました。彼女は剣道部で、前垂れに記された『一番合戦』の文字がカッコよかった」(23歳・男)という人が。うん、確かに凛々しい感じ。数字名前では「高校のときの先生の名前が『一 一(かずいち)』さんだった。私たち生徒は『いちいち先生』って呼んでました」(45歳・女)とは、親しまれてるのか舐められてるのか。
極めつきは五六(ふのぼり)さん。ご本人いわく、「今まで読めた人は一人としておらず、『ごろく』とか『いそろく』とか、なかには『ごむ』と読んだ人も」って、ゴムはないだろゴムは! ちなみに由来は将棋が関係しているらしく、「歩の駒が盤の5六の位置から1マスのぼると敵陣に入り、“と金”に変わって力を発揮することから、『五六から歩がのぼる』→『ふのぼり』になったとか。『出世名だね』と言う方もいますが、歩はすぐに相手に取られたり、敵陣についたりするので何とも……」。いやいや、縁起のいい名前ですって。

―[[珍名&同姓同名]さんの悲喜劇]―
【関連キーワードから記事を探す】
ママ友に“利用され続けた”30代女性。会計時に店員が言った「スッキリする一言」で縁を切ることができたワケ
家庭も職場も父親が支配…絶望する20代男性に、取引先社長が放った“救いの言葉”
「いっしょに暮らそう」突然現れた見知らぬ老人の正体は…怒りと絶望に苛まれた40代男性の思い
「助けたのに感謝の一言がなく、ダメ出しまで…」イラッとした相手への対応の正解。ひろゆきが考える“ズルい”言いまわし
「体を弱らせる国の陰謀」エアコンをつけない主義の母が心変わりした“まさかの出来事”
その名前ってアリ!? 時代を彩る素敵すぎるネーミング[コラムニスト木村和久]
内定が取れないのは学部名のせい!?こんなにある大学の【珍名学部】
学部名の「キラキラ化」で悩む、珍名学部生の就職活動
実は読めてない![うろ覚え漢字]【固有名詞編】豆テスト―回答
「上ル」「下ル」「入ル」 なんと読む?