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10万種の珍名があるハンコ屋さんが実在する!

珍名ハンコ

急を要した珍名さんにバイク便で届けたことも。料金は1万3650円と、印鑑代の約20倍! また、『金持』『温泉』など自分の名字じゃないハンコを買っていく客もいるんだとか

『四月一日(わたぬき)』さん、『鴨脚(いちょう)』さん、『夏秋(なかば)』さん、『い(かなはじめ)』さんなど、珍名さんのハンコが数多く揃うことで有名なのが千葉市の印章店「モリシタ」。

「認印の品揃えは8万~10万種かな。一般のハンコ屋は5000種ほどだから、ウチにあるほとんどは珍名さんと言えるでしょう」(代表取締役・森下恒博氏)

 きっかけは30年以上前。経営不振だった近所の同業者を助けるために業務提携をし、「認印をとにかくたくさん揃えれば、ニーズは必ずあるし話題にもなる」と考え、電話帳に載っている名字をほぼ網羅して店頭に並べた。その結果、珍名さんの数も多くなったというわけだ。さらに情報を集めたり自身で調べたりして、数を増やしたとか。

「私としては、ない名字はないぞ、くらいの気持ちでいます。『オレの名前は絶対ないはずだ』と大威張りで来店した方もいますが、あっさり見つかってガックリしてました(笑)。『この名前があるか賭けをして来たけどあった』という方も。また、店のそばに区役所があるんですが、認印を忘れた方が役所の人に聞いてよく駆け込んできます。普通のハンコ屋には置いてないのにと喜んでくれるんです」

森下恒博氏

印章店「モリシタ」代表取締役・森下恒博氏

 ところで、今まで1本も売れたことがないハンコはある?

「半分以上です(笑)。家族には『もうこれ以上増やすな』とか言われていますが、ウチを頼って来てくれるお客さんのためにも、意地でも置いてあげたくなっちゃうんですよねえ」

― [珍名&同姓同名]さんの悲喜劇【4】 ―

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