更新日:2022年10月29日 01:08
スポーツ

FMWの荒井昌一社長、ホントですか、そんな超大物が?――フミ斎藤のプロレス読本#128[ECW編エピソード20]

 10月1日、金曜。札幌から新高円寺の仕事場に戻ると、留守電にサンアントニオのショー・フナキFUNAKIからのメッセージが残されていた。  すぐに電話をリターンしてみると、フナキ本人が電話口に出てきた。トーキョーは午後2時で、テキサスは昨夜の午前12時。今週はずっとオフで、家でじっとしていたらしい。  2週まえの9月18日から21日まではサンアントニオ、オースチン、ヒューストン、ダラスとテキサス・ツアーに4日間、同行した。  巡業の途中でWWEのオフィスから健康診断書の提出を求められ、急いでサンアントニオに帰ってHIVの検査を受け、その足でまたツアーに戻った。  月曜と火曜は夕方からコスチュームを着てスタンバイしていたけれど、けっきょく“ロウRAW”にも“スマックダウンSmack Down”にもフナキの出番はなかった。  ショーン・マイケルズが主宰するTWA(テキサス・レスリング・アライアンス)が地元サンアントニオでテレビ番組の制作をスタートした。フナキはTWAのリングにも上がっている。  「試合がないとキツイです」とフナキはため息をついた。 ※文中敬称略 ※この連載は月~金で毎日更新されます 文/斎藤文彦
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