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ライムスター宇多丸も社畜を応援!?

「プライベートより仕事優先」「自分の意に反しても会社の命令には絶対服従」――そんな話を聞けば、誰もが心の中で「社畜か。気の毒に」と呟くだろう。だが、彼らは本当に「気の毒」なのだろうか。大して会社に尽くそうとせず、かといって独立する気概もなく、中途半端に会社に居続けるあなたより、彼らのほうがずっと成功しており、幸せなのではないか?

◆人気ラジオ番組にも「社畜コーナー」が!!

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル

「社畜」という単語を番組内で多用し、昨年5月には「私を社畜と呼ばないで…いや、むしろ呼べ!新社会人のための素敵な真・社畜ライフ特集」なる企画まで行っていたのが、『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』だ。

「僕自身、局のPRをするときなどに、『社畜ですから……』という前置きをよくしていました(笑)。その後、社内の異動で複雑な思いをしたことや、中川淳一郎さんのビジネス書『凡人のための仕事プレイ事始め』に感動したこともあり、『社畜』企画を敢行しました」

 そう話すのは、同番組の元プロデューサーで放送内にもたびたび登場する、TBSラジオの橋本吉史氏。それ以降も、「リスナーに会社の愚痴を英雄譚風に書き換えて投稿してもらう」というテーマのミニコーナー「企業戦士シャチ」を1か月間実施したという。

「特集もミニコーナーも、会社で苦労している人を応援するために行ったものです。ミニコーナーの投稿では、会社でのツラいこともカッコよく言い換えれば自分を肯定する材料になるということ。また、愚痴を言いたくなるような仕事を誠実にこなすということは、そのままその人の会社員としての価値・魅力になるということが、よくわかりました。会社で苦労している人たちが、社畜ネタで共感し合えたり、一緒に笑えたりできたのは嬉しかったですね」

 あなたも、社畜ライフを英雄譚風に語って、レッツ、ガス抜き!

◆会社の愚痴を英雄譚風にカッコよく言い直せ!

3か月かけた企画を「上がいい顔しないから、ゼロから練り直して」と言われたが、黙って従った。組織運営を邪魔しない、それが社畜シャチの生き方だ!

取引先のミスで苦情が入ったが、「そっちのミスにして」と頼まれ、下請けのこちらが謝罪へ。責任を押し付けられているのではない、貸しをつくっているのだ!

課長に呼ばれてカラオケへ。先輩は40代の課長好みの’80 年代アイドルを完璧に歌い、踊り、間の手を煽る。オレも精いっぱい叩くんだ、このタンバリンを!

【ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル】
http://www.tbsradio.jp/utamaru/index.html
TBSラジオで毎週土曜日21:30~24:30に放送中の音楽情報番組。RHYMESTERの宇多丸氏がパーソナリティを務める

― 30代のための社畜幸福論【5】 ―




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