「見た目が10歳若返る美姿勢のつくり方」を元ミス・インターナショナル日本代表・村山和実が伝授
―[山田ゴメス]―
齢55歳を迎え、新陳代謝や運動能力に勃起力、さらには捻挫・虫刺され痕……その他疾患の治りの衰えという“未知の体験”に悩み、薄毛・白髪・眉とか耳とかのチョビ毛・シワ・歯の汚れ……モロモロとも日々戦いながら、虚しくアンチエイジングを志す初老・ゴメス記者であるが、そんな僕に「カツラやリ○ップにお金をかける前にヤルべき、もっと簡単な若返り術がありますよ!」と素敵なアドバイスをくださる素敵な女子が!? その正体は──会ったら最後、ついつい人がいっぱいいる飲み屋だとか駅前だとかに連れ回したくなる自慢の友人の一人、「トータルビューティーデザイナー」の肩書きを持ち、元ミス・インターナショナル日本代表でもある村山和実ちゃんだ!
……と、ここからは一応、“センセイ”として、「ちゃん付け」ではなく、敬称を使わせていただく。
村山さん曰く、「人を一番老けて見せるのは薄毛でも白髪でもぽっこりお腹でもなく、“ダメ姿勢”にあります」とのこと。逆に言えば、姿勢さえ良くすれば、それだけで「確実に10歳は若返って見える」らしい。姿勢の重要さを説く村山さんは、ミス・インターナショナルのコンテストに出場した当時のことを、以下のように振り返る。
「大学4年生だった私は、人生初の舞台にいました。極度の緊張で顔は強張り、手は震え、グランプリを獲る自信などこれっぽっちもない状況。そんななか、唯一意識したのが、姿勢。緊張したり恐怖を感じたりする人は身体が縮こまり、視線が下がる──それを知っていた私は、今の気持ちを表に出してはいけないと思い、視線の先一点を見つめ、身長を1cm伸ばすよう心がけ続けていました」
また村山さんは、自著『なごみ式 人生が変わる! 幸運を呼び込む! 美姿勢レッスン』(主婦と生活社/880円+税)で、こうも語っている。
「バーテンダー・俳優・受付嬢・モデル・キャビンアテンダント…ほか、カッコよく見える職業の方々は皆、例外なく姿勢が美しいんです」
すなわち、「通常の人より他人の注目を浴びやすい職業に就く人=姿勢が美しい」という公式が成り立つわけだが、姿勢の悪さからくる“見た目の老い”ってヤツは、むしろ「通勤電車で吊革を持っているとき」や「デスクワーク中」や「スマホチェックをしているとき」……など、他人の目を気にしていない無防備な瞬間にこそにじみ出てくるのだという。表現を変えると「普段から美しい姿勢を意識していなければ、デートとかの“勝負どころ”でも、まるで形状記憶合金ごとく背筋が丸くなってしまう」ってことなのである。
じゃあ、「美しくて若く見える姿勢を意識するため」に我々おじ(い)さんは、一体なにをすればいいのか?
とりあえず、もっとも有効なのは「胸の筋肉を大きく広げ、肩から肩胛骨にかけての筋肉を活発に動かすストレッチ」。
しかも、「あまり多くのトレーニングを一気にやろうとしたり、最初から最後まで完璧にこなそうとしても、途中で嫌になって続かなくなってしまいがち。短時間である程度できればOKという肩の力を抜いたスタンスで取り組むのがベスト」なる優しいお言葉にしたがって、今回センセイから教えてもらったストレッチは、たった二つだけ! さあ!! コレを読んだ数秒後から、さっそく実践してみてほしい。
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大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など
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