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当たるか当たらないかは本人次第――「お金0.0」ビットコイン盗まレーター日記<第7回>

 警察には頼れない、被害届も出せない――約1000万円近い仮想通貨を盗まれた出野達也(23歳)は入会したばかりのオンラインサロンにコトの顛末を吐き出した。八方塞がりの達也に送られる各方面からのアドバイス。人の優しさが身にしみる中、「今回の経緯を書籍化したら半分くらい取り戻せるんじゃない?」と謎の提案をしてくる(A)が出現。Aは果たして天使か? 悪魔か?「お金0.0」連載の第7回。今回はBさんも登場です。

当たるか当たらないかは本人次第――「お金0.0」ビットコイン盗まレーター日記【第7回】第7回 動き始めたAさんBさん

——-先週からのつづき

よくわからない。正直よくわからないけど、この人は味方かもしれない。僕に見えてないものが見えていて、困っている僕を助けようとしてくれているのかもしれない。

方法は理解できないけど、もしかしたらいい人なのかもしれない。どうせ僕に失うものはないんだし、ダメ元でお願いしてみよう。

A「二番手はもう出せないので、スピーディにがんばってみてください。読んで笑えるものを。コンセプトやタイトル等で僕の手助けが必要なときは助けるのでいつでもお声掛けを」

僕「ありがとうございます!」

頼もしい。こんな状況で自信満々に人助けができるものだろうか。そもそもこの人にメリットもないのに、なんで助けてくれるんだろうか。

A「大丈夫。ビットコイン盗まレーターっていう肩書きの人、モテる」

いやいやいやいやいやいやいやいや。
それはない!!!んなわけないでしょ!いや、どうだろ、モテるのかな。ほんと?

僕「はい」

僕は長そうなものに巻かれることにした。

——–
A「たとえば↓」

局『今日はビットコイン盗まレーターの脇甘男さんにお越しいただきました。脇さんよろしくおねがいします』
脇『こちらこそ』

とかテレビでめっちゃ使いやすい。

——–
この人!!!やっぱりバカにしてる!!!絶対たのしんでる!!!!!!!!

——–
—-


その頃…

A「Bさん」
B「はいよ」

A「ぼくが教授やってるオンラインサロンの会員で、とてもインパクトのあるネタがあったので送ります。Bさんところで漫画化できるんちゃうかと。ちょっとこのやりとり見てくれる?」

B「了解です」

添付ー
添付ー
さらに添付ー

A「…」
B「…」

A「どう?」
B「うはー。面白いですね!」
A「良いっしょ」
B「うん、いけそうです。この主役の方はどんな人なんでしょ?」
A「オンラインサロンの会員で、役者のたまご。https://www.facebook.com/t9t9y
B「なるほど」

A「どうおもう? シリアス路線のほうがおもろいのか、脇甘男さんのほうがおもろいのか。俺的にはもちろん脇さんも大好物なんだけど、漫画とかドラマとして考えるとある程度シリアスなほうがいいんだろね」
B「うん。シリアスかコメディタッチかは、作家さんの個性にも左右されますね」
A「ソウネ」
B「どちらでも、やりようはあると思いマス(^^)」

A「アリガト。ひとまず、Bさんと達也くんと僕のチャットグループつくって、そこにライブ原稿流してもらうって手順でどうでしょう」
B「はい、承知しました!」

Aさんがスタンプを送信しました。
Bさんがスタンプを送信しました。

——–3人チャット
A
「えー、ということで達也くん、Bさんと達也くんと僕のチャットグループをつくりました。今後、身に起こるあらゆる出来事は僕らに共有してくだい」

出野 達也
「はい。よろしくお願いします」

B
「マンガアプリの編集長をしていますBです。よろしくお願いします(^^)」

出野 達也
「駆け出しの俳優やってます。今朝、ビットコイン盗まレーターの出野達也です」

A
「あかん。その肩書きやっぱりおもろい」

出野 達也
「えw 笑えますが、僕は前が見えません」

B
「めちゃリアルタイムなんですね」

出野 達也
「はい」

A
「イイヨイイヨー」

B
「原稿楽しみにしてます!」

出野 達也
「よろしくお願いします!」

——–
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「どう?」

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