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仕事で挫折して気づいた、“ジョブズの「点と点をつなぐ」”大切さ/歌舞伎町女社長の教え

 こんにちは、内野彩華(うちのあやか)です。  新宿・歌舞伎町にキャバクラを4店舗経営する歌舞伎町の女社長。そんな私が野心の大切さを説く、この連載。第50回は「教育は点と点」がテーマです。
内野彩華

内野彩華さん

 誰しも一度は挫折を味わったことがあると思います。わたし自身、いまも挫折の連続です。勝手に大きな目標を掲げてきては、それに向かってまっしぐらに努力し、うまくいかずに「あ~、わたしには無謀だった」と、ため息をつく日々。その後、しばらく腐った日々を送ったかと思うと、意外にも早く復活して、また新しい目標設定。そしてまた突っ走っています。 「いい加減、どこに向かって走ってるのか、自分でもよくわからない行動をやめたらいいのに……」と、ツッコミたくなりますが、40歳になって、今さら性格が変わるわけないし、結局のところ、「何かに向かって常に突っ走ってる自分が好きなのかな」と気持ちを切り替えています。

2年間で銀座店を潰して思ったこと

 さて、前回の記事は「人生の設計図を描こう」というお話でしたが、今回はその真逆。 【過去記事】⇒会社員からキャバ嬢まで「人生の設計図」がないと失敗する。歌舞伎町女社長の教え  人生の設計図がきれいに描けたら一番いいけど、描けないときは、今見えるなにかに突っ走ってみようという主旨で、自分の経験をもとにお話しようと思います。  前にこの連載でも触れましたが昨年、2年間やった銀座店を潰しました。歌舞伎町の次は銀座で、その次は赤坂で、と頭のなかで次々と店舗展開を考えていたのにしょっぱなでつまずいたので、少し落ち込みました。

なぜ銀座進出が失敗したか?3つの理由

キャバクラ

※画像はイメージです(以下同じ)

 でも今では、失敗したことがよかったと思っています。「なぜ失敗したか」について考えることができたからです。  1つ目に、店舗を増やすなら、レジと出納帳と現金の流れをひと目でわかるようにすべきでした。お店には「信用できる黒服」が何人か存在します。彼らは間違いないのですが、結果として特定の彼らだけに負荷を負わせすぎてしまいました。  2つ目は、キャストの面接です。面接技術を持った黒服だけが担当していたので、キャストの需要に対し入店するテンポが追いつきませんでした。もっと、入店基準や時給の基準をデータ化して「黒服であれば誰でも面接できる状態」を目指すべきでした。  最後の3つ目は、営業の仕方です。銀座の立ち上げではわたしが全面的に営業に関わるつもりでキャスト10人規模からはじめ、軌道に乗ってから30人規模にしようと思っていたのですが、店にははじめからわたしがいない前提で組むべきでした。  キャストが10人では、特定の「ママ」か「シンボル的存在」に会いにくるお客様を集めないとお客様が飽きてしまいます。わたし自身、「25歳で歌舞伎町をオープンしたときには立ち上げを頑張れたのでまたいける!」と勝手に思っていましたが、40歳でしかも切羽詰まった状況でもないため、現実には踏ん張れませんでした。
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子供が突然「中学受験したい」と言い出した
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