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令和で夜の世界はこう変わる――ド底辺キャバ嬢の見方

―[キャバ嬢に訊け]―
 新元号「令和」時代の幕開けが近づいている。 「令和時代は平成時代に比べてどう変わっていくのだろうか?」と考えたところ、やはり注目したいのは「夜の世界」。
カワノアユミ

筆者。大阪にて

 筆者は平成の2/3を夜の世界で生きてきて、様々な変化を目にしてきた。女子大生のアルバイトで素人さが売りだったキャバクラはいつの間にかメディアに登場し、手広くビジネスをするキャバ嬢も出てきたし、一晩で何千万円を売り上げるカリスマキャバ嬢もいる。2003年頃には新宿駅の目の前にデカデカとホスト雑誌の看板が立てられていたこともあったし、ホストがCDデビューして女子高生にキャーキャーいわれていた時代もあったっけ。  そんな良き時代を懐古する元・ド底辺キャバ嬢が、平成から見た令和の夜の世界を考察してみました!

高齢化によるカリスマブーム再燃の可能性

 まず言えることは、今はキャバクラもホストも働き手側の高齢化が進んでいるということ。理由を挙げるのならば新人が入らない、もしくは入店しても長く続かないということだろう。  一昔前のように「水商売で一旗揚げてやる」というような骨のある若者もいないし、入店する若い世代は学生ばかりで少し稼いだら水商売に浸かる前にサクッと辞めて就職する。賢い選択だと思うけれど、さとり世代らしい考え方だ。  キャバでもホストでも、働いているのは20歳前後の学生か長年勤めている30代前後のキャストばかりで、20代中盤の層がほとんどいない。また、30代の中には1度水商売を辞めたけれど、出戻ったというキャストも多い。30代で水商売に出戻る根性があるのなら、どんな仕事もできると思うけれど。  だが、水商売の高齢化が進むのは悪いことではない。スマホ時代の今、キャバ嬢もホストもSNSで情報を発信することができる。客にとってキャバクラやホストクラブに行くきっかけは広がるが、働き手側からするとその他大勢に埋もれてしまう可能性もある。その中で長期勤務しているキャストは、コツコツと営業を続けながら他と差をつけて売り上げを伸ばしている。
札束

夜の世界で大金を稼ぐ若者が増える可能性も

 事実、月1000万円売り上げるキャバ嬢やホストは昔よりも多いという。今、カリスマと呼ばれるキャバ嬢やホストの中には、2005年前後に起きた「第一次キャバクラ・ホストブーム」に憧れて、夜の世界に飛び込んだというプレイヤーもいる。彼らに憧れる若者達が参入し、令和時代に再び「カリスマブーム」が再燃するかもしれないのだ。
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歌舞伎町の観光地化はより進む
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