恋愛・結婚

マジメな40男が女子大生に入れ込んで家庭はメチャクチャ…中年デビュー不倫の恐ろしさ

 不倫とは程遠いイメージのマジメな男性。しかしそんな男性でも、ふとしたことがきっかけで不倫にのめり込んでしまうこともある。いや、マジメな人ほど、中年デビューしてのめり込むと怖い――。

厄年に、ガールズバーの音大生にハマった広告マン


女性「42歳のときに、恋をしてしまったんです」と打ち明ける大手広告マンの氷室さん(仮名・45歳)。白いワイシャツとジーンズを着こなす清潔感のある氷室さんだが、20年ぶりの恋が妻にバレたことで、家庭崩壊の危機が訪れたという。

 突然襲ってきた恋に、氷室さんは翻弄された。

「学生の頃から真面目と言われていました。自分では普通だと思っていましたので、真面目と言われると、つまらない退屈な男と馬鹿にされているような気がしました」

 大卒後、広告業界に就職すると、周囲から「意外」と驚かれた。

「広告で世の中を変えることができる。わくわくします。仕事は激務でしたが、楽しい日々が続きました」

 仕事が生きがいになると、恋人もなく婚活も一切しなかった。結婚は先輩から紹介された5歳年下の女性と32歳の時に。すぐに子供が生まれ、小学生の子供がいるごく普通の父親になっていた。

「仕事が忙しいのでイクメンとは言えませんでしたが、休日には皿洗いや風呂の掃除などやって、できるだけ妻をサポートしてきたつもりです。金にも執着がなく、給料のほとんどを妻に差し出していました」
 

母親の死をきっかけに、すべてが虚しくなって


 ところが40歳の時に、氷室さんに大きな転機が訪れる。母親が急死したのだ。心筋梗塞だった。

「僕は3人兄弟の末っ子でした。母に甘えてばかりで、親孝行もろくにしなかった。激務の僕を、母はいつも気遣ってくれた。仕事が一段落してから、母を温泉に連れて行こうと思っていましたが、その気持ちも母に伝えそびれてしまっていた。後悔だけです」

 母の急死後、氷室さんは体調が悪くなり、空想しがちになった。自宅で妻に声をかけられて、はっと気づく。職場の上司からも心配された。焦りが募ると、妻が心療内科を勧めたのだという。

「神経内科の先生から、母親の突然死による喪失感が大きく、それが原因の軽いウツと診断されました。でも精神安定剤を飲んでも、これまで仕事で結果を出し続けてきたことも、なんだか虚(むな)しくなってきて」

 体調を気遣ってくれた上司が、ビックプロジェクトから別の部署に異動を命じた。だが氷室さんは「自分は用済みの人間だ」と会社から捨てられたような気がしたという。

 そんな時に、ある女性と出会う。これが氷室さんの人生を変えることになったのだ。

次のページ 
人生初のガールズバーが人生を変えた

1
2





おすすめ記事