[クチコミサイト]炎上事件簿
[クチコミサイト]炎上事件簿
ネットのヘビーユーザーたちの怒りに火が付いたのも納得!?
クチコミサイトでは、不用意なレビューがネット住人の逆鱗に触れ、炎上することも多い。そこで、”住人たち”の証言をもとに、過去の騒動を振り返ってみた。
’99年頃には、元大手ゼネコン社員の技術評論家が、『Amazon』のレビューで、本人と判別できないユーザーネームを使い、数冊の自分の著書を自画自賛しまくった。だが、ユーザープロフィールのメールアドレスと、本人の公式サイトのアドレスが一致! コメント欄には批判の声が殺到した。
Web2.0が話題を集め始めた’05年11月には、ソニーの新ウォークマン発売と同時に、商品をモニターしたブロガーが体験日記を綴ったが、ライバルのiPodを貶めるような記事を書いたために出火。本人が撮ったという写真も、明らかにプロが撮影したものだったことから嘘が発覚し、燃料投下により大炎上! 瞬く間にブログは閉鎖された。
同じく11月、料理レシピのクチコミサイト『COOKPAD』が、投稿者の許可なしにレシピをまとめたお菓子の書籍を出版。さらには、ほかのレシピ本からのパクリ疑惑まで浮上し大騒動に発展。元記事を削除したり、運営側への批判コメントを受け付けなかったためにサイトが燃え上がった。
’06年6月には、携帯キャリア大手が『ミクシィ』内にPR用にコミュニティを設立するも、携帯電話の話題以外の書き込み禁止、マイミク拒否などの荒業に出たため大炎上。わずか10日で閉鎖に。
今年の8月にも、騒動があった。『Amazon』に、無名レビュアーが、書籍300冊分のレビューを一気にアップ。全レビューのタイトルには「『○○(本の題名)』と一緒に購入」とあり、全レビューの最後には「この本もそれ(『○○)に劣らずいい内容だった」の決めゼリフが。販促”工作”なのだろうが、通報により全削除。
また10月には、人気の調味料「ペンギン夫婦がつくったラー油」を検索するとトップに出るのが『楽天ブックス』の書籍『ペンギン夫婦がつくったラー油のはなし』だったため、ラー油と間違え本を5冊も買ったりする消費者が続出。『楽天ブックス』のコメント欄が、彼らの怒りの声に溢れたが、これはさすがに自業自得では……。
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