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予想印象派は目からウロコ? ボートレース予想で差がつくビッグデータ活用法

捲り差し

「捲(まく)り差し」は非常に鮮やかだが、鮮やかすぎて選手が過去いつ決めたかを覚えている人は少ない

《公営競技生主・シグナルRightのひたすら解説・第2回》

昔は印象で予想していたボートレースにもビッグデータの波が

 今や競馬予想界は戦国時代に突入している。なかでもデータ派の成長は凄まじく、JRA-VANから提供されるデータを解析して回収率がプラスとなるような買い目を解析する人たちも存在するほどだ。つまりはビッグデータの活用なわけだが、競馬のみならず、ボートレースにもその波はやってきている。 「濱野谷がカドからまくりを一気に決めよう」  2010年末頃、新聞の見出しにこの文字が踊った。私は当時、これを見て「はぁ?(怒)」とニコ生予想配信中に吠えたことがある。理由は簡単だ、この頃の濱野谷憲吾選手に、決まり手「まくり」で勝ったレースは1回もなかったことがデータで一目瞭然だったからである。 hamanoya2010 《2010年後期・濱野谷憲吾選手の決まり手》 (2010年後期は2010年5月1日~2010年10月31日) 逃げ 16本 まくり 0本 まくり差し 8本 差し 2本 抜き・恵まれ等 0本 ※Boat Advisor(ボートアドバイザー)より  昔であれば、近況の濱野谷選手に「まくり」が1本もない、というようなことを「正確に」知るのは非常に難しかった。選手ごとに最近どんな決まり手で勝ったかを集計したものなど、存在しなかった。しかし、ビッグデータ全盛の今ではカンタンに知ることができる。  だが、多くのボートファンはこういったビッグデータを活用できていない。レース場であたりを見回してほしい、専門紙どころか、出走表だけで打つ人たちばかりだ。彼らはいつだったかわからない印象的な濱野谷選手のまくりを覚えてしまっているがゆえに、当時一切やっていないまくりを予想してしまう。
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記憶とデータの「差」を突け!
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