20代女子とオッサンが選んだ日本一かわいいクルマ「かわいいカー・オブ・ザ・イヤー」が決定!
K:じゃその四天王で、「かわいいカー・オブ・ザ・イヤー」を決めましょう!
永福:キミは何に投票するの?
K:もちろんトコットです!
永福:オレは総合的にはラパン。ラパンが走ってるのを後ろから見ると、あまりにもかわいすぎて、真剣にほおずりしたくなる! この感覚、菊池桃子様を初めて見た時に近い。
K:それ、キモチ悪いですね……。ということで、いつものように扶桑社出入りの20代女子10名にアンケート調査を敢行。今回は中年男性との感覚の対比もあぶりだすべく、オッサン7名(我々を含む)にも投票させた。
パンパカパーン。2018年かわいいカー・オブ・ザ・イヤーの発表~~~~~!
1位 ムーヴキャンバス 8票(女子4名 オッサン4名)
2位 ラパン 7票(女子5名 オッサン2名)
3位 ブーンスタイル 1票(女子)
3位 トコット 1票(オッサン)
ということで、ムーヴキャンバスに決定! では、キャンバスに関する女子のコメントをば。
「バイカラーがかわいい。ラパンも前はかわいいから迷う。かわいくないのはブーンスタイル。丸っこすぎ。田舎くさい感じもする」(26歳)
「VWのバスっぽくてかわいい。ミラ トコットはカクカクしててかわいくない。ラパンもウサギのマークがちょっと……」(23歳)
「ウサギのクルマもいいけど、背が高いぶんムーヴキャンバス。ブーンスタイルは丸すぎだし、ミラ トコットは角ばりすぎだし、どっちもかわいくない」(29歳)
女子の意見としては、キャンバスとラパンはほぼ互角。ただキャンバスは、オッサンの絶大な支持を集めて逆転した。
「VWのバスみたいで、レトロな感じがかわいいでしょ!」(48歳)
「デカい妖精みたいでかわいい。ブーンスタイルはダメ。かわいくない!」(47歳)
「レトロな感じがいい。口を開けて笑って見えるところもいい」(46歳)
K:ほら~。ブーンスタイルは不評でしたよ!
永福:トコットはもっと不評じゃないの! 投票したのキミだけ!
K:でも、実際に乗るならトコット、っていう意見は多かったんですよ。
永福:そんなのカンケーない! これはかわいいカー・オブ・ザ・イヤーなんだから!
K:女子だけの意見だとラパンが1位ですけど、ムーヴキャンバスでいいんですかね?
永福:いーよ! オッサンだってかわいいのは好きなんだから! 菊池桃子様みたいなさ!
K:それ、ストーカーみたいでキモチ悪いからやめてください……。
【結論】
かわいいカーは日本独自の文化。こんな子犬や子猫みたいなクルマがフツーに買えるのは、世界中で日本だけ! いつの日か、かわいいカーは世界を制する! その日まで、我々はかわいいカー・オブ・ザ・イヤーを続ける所存です。押忍1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
1
2
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ