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2018年のビジネス書で流行ったワードは「最強・バカ・教養」

ビジネス書

目指すは最強。バカは無視

●選者・土井英司氏のコメント  ビジネス書でもGAFAや中国は「脅威」として描かれることが増えました。また変化の激しい時代になり、どの業界も未来の保証はありません。そんな時代だからこそ、個人の技術資産や人的資産、健康を高めることを説く「最強の○○」が人気に。その裏返しと言えるのが、『バカとつき合うな』、『頭に来てもアホとは戦うな!』に代表される、古い考え方に固執する「バカ/アホ」への対処法を説く本のブームです。  また、『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』(ふろむだ著)が売れたのも、不安定な今の時代ならではのこと。ビジネス書で人気の著者も、実際に「勘違いさせる力」がある人たちです。 【土井英司氏(ビジネス書評家)】 エリエス・ブック・コンサルティング代表。年間約1000冊を読破する書評家で、日刊書評メールマガジン『ビジネスブックマラソン』は5000号を突破 ― 2018年[裏流行語]大賞 ―
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