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サラリーマン裏流行語大賞 エアポート投稿おじさんが9位、1位は…

 「そだね~」が年間大賞となった「2018ユーキャン新語・流行語大賞」。だが、ノミネートされた30語を見て「こんな言葉知らない」「この言葉が入らないのはヘンだ」といった違和感を覚えた人も多いだろう。そこで、毎年恒例『SPA!が選ぶ「2018年の裏流行語大賞」』を発表!! 今回は人材育成コンサルティング企業を営む前川孝雄氏が選んだ「サラリーマン」編をお送りする。 サラリーマン

「働き方」に大きな異変アリ

1位 70歳定年

65歳までの雇用確保に向けた法改正に続き、政府は「希望すれば70歳まで働けるようにしたい」と発表。「70歳定年」が採用される可能性が浮上し、50代会社員を中心に流行した

2位 おじさんの孤独

労働時間外に部下を誘うのがパワハラとみなされ、飲みニケーションも減少。「アフター5が暇で街をふらつく『孤独なおじさん』が増えたと、耳にする機会が多かったです」

3位 超人材不足の売り手市場

少子高齢化などの影響で、人手不足が深刻化。失業率は2%台を維持する売り手市場に。「人事業界で今年非常に話題になった単語。どの会社も人材確保に奔走しました」

4位 学び直し(アンラーニング)

社会人などが大学や大学院へ通い直したり、資格などの勉強をする「学び直し」の重要性に注目が。60歳以上世代の就業促進の意味合いも兼ね、社内で導入する企業も増えた

5位 外国人労働者受け入れ

深刻な人材不足解消のため、技能実習生や留学生など外国人労働者の受け入れが盛んに。「飲食・介護業界などを中心に、法案整備などの動向も含めて、幅広く使われました」

6位 生産性向上

長時間労働の是正が求められた結果、従来の仕事量をより短い時間で行う「生産性向上」を、各社がスローガンとして使用。IoTやAIなどの導入により、一層の効率化が進んだ

7位 アンコンシャスバイアス

「無意識の偏見」という意味。職場が女性やLGBTをはじめとしたダイバーシティ(多様性)化するなかで、いかに「無意識の偏見」を社員の間で減らすかが、経営陣の課題に

8位 スーパーサラリーマン

ZOZOの田端信太郎のように、会社員でも個人で目立つ働き方に注目が。起業や会社員とも違う第3の道として「スーパーサラリーマンになりたい」と公言する若手も出現した

9位 エアポート投稿おじさん

飛行機内や空港での写真をSNSに投稿し、「さて、私はどこに行くでしょう?」などとのコメントを残す中年男性が多発。自ら「エアポート投稿おじさん」を名乗る人も現れた

10位 コワーキングスペース

サテライトオフィスやコワーキングスペースを利用する企業が急増。今年ソフトバンクから30億ドルの資金を調達した米国発の「WeWork」などのサービスにも注目が集まった
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選者・前川孝雄氏のコメント
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