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山口紗弥加、女優生活25年。第一線で走り続けられる理由

 最新主演ドラマ『絶対正義』では狂気じみた主人公を怪演の山口紗弥加(39歳)。女優生活25年、脇役から主演までなんでも演じ分ける彼女が第一線で走り続けられる理由とは?
山口紗弥加

恋愛および結婚観は?「昔から変わらず興味がないですね(笑)。自分の仕事も相手への気遣いもおろそかになりそうで怖いんです。なら一人のほうが楽なんじゃないかなって」

女優歴25年の秘訣

 現在放送中のドラマ『絶対正義』で主人公・高規範子役を務める山口紗弥加。信号無視から不倫まで、些細な間違いや一時の過ちも“正義”のもとに厳しく断罪する範子を演じる、狂気と哀しみを秘めた演技が話題だ。 「たぶん、今の私にはそういうものを求められているのかなって。だったらもっと怖がらせたい(笑)。誠心誠意、範子として生きることが見ている方の恐怖に繫がるはず。ちなみに個人的にはポイ捨てする人は絶対に許せません」  今年で女優歴25年。毎年数多くのドラマに出演し、第一線で活躍し続ける重圧から自らを解き放つ方法は? 「運動でも砂風呂でもいいから、とにかく“汗”をかくことです。体内の水分を総入れ替えするイメージというか、余計なものを削ぎ落とす感覚で気分が一新します。若い頃はなんとなく気持ちがいいからやっていましたが、思考や精神面への好影響を実感できるようになったのはここ数年ですね」  そう語る表情はとてもアラフォーとは思えない若々しさだ。 「よく『子どもみたいだね』って言われるんです。思い立ったら居ても立ってもいられなくて、その日のうちに飛行機のチケットを取って海外にも飛びますし、車の運転も好きで4~5時間程度のドライブも全然苦にならない。どれも自分のなかでは特別なこととは思ってなくて、たぶん好奇心が強くてわがまま、楽天家なんだと思います」  年齢に関係なく、無邪気な好奇心を持ち続ける。それこそが老けない秘訣なのかもしれない。 【山口紗弥加】 ’80年、福岡県生まれ。’94年、『若者のすべて』で女優デビュー。代表作に『コウノドリ』『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』『ブラックスキャンダル』など。主演するオトナの土ドラ『絶対正義』は東海テレビ・フジテレビ系列にて毎週土曜日23時40分から放送中。出演はほかに美村里江、片瀬那奈、桜井ユキ、田中みな実ら 撮影/福本邦洋 ヘアメイク/草場妙子 スタイリング/岡本純子 ※3/12発売の週刊SPA!今週の顔より
週刊SPA!3/19・26合併号(3/12発売)

表紙の人/ 土屋太鳳

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