雑学

ユニクロのシャツが多すぎる…「どれを買うべきか」プロが伝授

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第221回目をよろしくお願いします。

メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 今回お話したいのは「シャツ」について。

※ユニクロ公式サイトより

 何しろユニクロの商品ラインナップを見ても、同じようなシャツばっかり大量に並んでいる。「なんじゃこりゃ? どれ選べばいいかわからん」と途方にくれる人も多いはず。そこで、今回はシャツの使い方、シャツの使い分け、印象の違いなどを3つお教えいたします。似たように見えるシャツでも、実は全然使い方や印象が違ったりするのですよ~。

▼オープンカラーって普通のシャツと何が違うの?


 まずはオープンカラーシャツですね。数年前からトレンドとして市場に増えて来た感のあるオープンカラーシャツですが、イマイチ普通のシャツと何が違うのか理解していない人も多いはず。

 普通のいわゆるレギュラーカラーシャツとの違いは「首元」です。首元が開いていて、襟が寝ているのがオープンカラーシャツ。通常シャツは襟とボディの間に「台襟」と呼ばれるパーツがついています。読んで字のごとくですが、襟を支える「台」の役割をしているのが台襟。シャツは本来、ネクタイを締めてドレスに使うもの。それだけにネクタイが通る場所を確保しなければならないわけです。そのために台襟があり、襟を浮いた状態にさせて、その隙間にネクタイを通すわけですね。

 この台襟のおかげで襟が立ち上がり、フォーマルな印象を与えるのがシャツです。与沢翼さんのように頬に当たるくらい襟を高くしたシャツもあるくらい、台襟は重要なフォーマル要素。台襟が高ければ高いほどカッチリとした印象を与えます。

 オープンカラーシャツの場合、この台襟がありません。襟が寝た状態となっており、ネクタイを通す隙間がなく、高さもありません。だからこそ、同じシャツでも「Tシャツ」に近い印象を与えてくれるのです。

 Tシャツは考えてみると、襟に高さがまったくありません(というかそもそも襟がない)。オープンカラーシャツはつまりシャツとTシャツの中間的存在。シャツなのに仕事着に見えない、シャツなのにカッチリしすぎない、ナチュラルな印象でかっこつけることのできる街着にベストマッチなアイテムなわけです。

 さらにオープンカラーは襟が開いたような形状になっていることが多く、わずかですが首元が見えるような形になっています。通常のシャツでは有りえない「首元の肌がチラ見え」するわけで、ビジネス用のレギュラーカラーシャツよりも色気を与えることができるわけです。もちろん素肌が出てる面積が広い分、通気性もUP。春夏の今からの時期にはぴったりなデザインです。

 以上を踏まえて覚えておいてほしいことは

・オープンカラーシャツは仕事着には使えない
・街着としては「キメすぎないシャツ」になるので大人におすすめ


 これを認識しましょう。

〇オススメアイテム
オープンカラーシャツ(長袖)

オープンカラーシャツ(長袖) ユニクロでも展開があるので要チェック!

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春夏のレギュラーカラー活用法!

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