更新日:2023年03月20日 11:15
エンタメ

元乃木坂46・衛藤美彩が西武・源田壮亮と熱愛する「2つの必然理由」

理由2:衛藤は大分県への愛がめちゃくちゃ強い

 実は筆者はこの回の放送を見ていた。そして1年後の2015年夏に、高校野球の本の制作に携わることになったのだが、そのとき“高校野球大好き女性芸能人”の代表として衛藤美彩にインタビュー取材をさせてもらったのである。
源田壮亮(埼玉西武ライオンズ) 2019年 カレンダー 壁掛け

大分県出身の源田選手。「源田壮亮(埼玉西武ライオンズ) 2019年 カレンダー 壁掛け」(ハゴロモ)

 そのときのテーマは“私が選ぶ高校野球3試合”。すると迷わず彼女の口からは、今や福岡ソフトバンクホークスの強肩強打の正ショートとして大活躍している今宮健太の名前が飛び出したのだった。  今宮は衛藤と同じ大分県出身で、母校は強豪校・明豊高校。彼女より1学年上だったこともあり、決勝戦を含めた大分県予選何試合かを実際に観戦していたという。衛藤のお兄さんと戦ったこともあって、身近な存在に感じる選手だった。その今宮が在籍時の明豊の試合からまず2試合選んでくれたのだった。  選ばれた2試合は2009年第91回夏の選手権大会3回戦の対常葉橘(静岡)と続く準々決勝の対花巻東(岩手)。前者は庄司隼人(広島東洋)、後者は菊池雄星(シアトル・マリナーズ)がともにプロ注目のエースとして君臨していた強豪だった。この2試合で今宮は投打に活躍、常葉橘戦は8-6で勝利を収めたが、花巻東戦は6-7で惜敗している。ともに延長戦にもつれこむ大激闘であった。  それでも彼女いわく「大分県勢が甲子園でベスト8にまで行くこと自体がすごく快挙なんです。もしこれで準々決勝も勝ったら、優勝も本当に夢じゃないっていうくらい大分県中が盛り上がっていましたし」と大興奮して話してくれたのだった。  彼女が選んだ最後の1試合は2007年第79回春の選抜の1回戦、広陵(広島)対成田(千葉)の一戦。試合は広陵の野村祐輔(広島東洋)と成田の唐川侑己(千葉ロッテ)という現在の日本プロ野球で活躍中の両エースの投げ合いとなり、延長12回の激闘のすえ、2-1で広陵が辛勝することに。  一見、大分県とは関係ないように思われるが、実は成田のエース・唐川とバッテリーを組んでいた西田和也捕手と衛藤の兄が大親友だった。この西田はもともと大分の人で、衛藤自身も“西ちゃん”と呼んでいたほど。家族ぐるみで仲が良かったのだが、中学校に上がるときに千葉県へと引っ越してしまったのだった。
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衛藤美彩が結婚式で歌ってほしい歌とは
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