はるな愛、たけうち亜美…性別を越えた“美女”タレントたち
タレントのはるな愛が4月26日に放送された『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ系)に出演し、厳格だったという父親へ、自身のセクシュアリティを告白したときのエピソードを語り話題となっている。
いまでは“ニューハーフタレント”といえば、一番に名前が挙がることも多い、はるな。彼女は、そのカミングアウトの際、父親に「分かった。お前がそこまで言うのなら、男だったらとことんやれ!一番を取れ!」と、返され「女になりたいと言ったのに『男だったら』ってワケわかんない!」と困惑したそうだ。
はるなのように、男性として生を受けながら、現在は美しい女性として活躍する芸能人たちは多くいる。今回はそんな彼女たちから五人を選出。彼女たちが今の姿になった経緯やエピソードを振り返りつつ、その魅力を存分に紹介したい。
2008年に出版した自叙伝『わたし、男子校出身です。』がベストセラーとなり、そのキュートなルックスで一時期テレビに引っぱりダコだった椿彩奈(当時・椿姫彩菜)。学生時代、戸籍上は男性だったが、2006年に性別適合手術を受けて戸籍上も女性となった。
すらりとした美脚とクールビューティーな見た目でモデル・タレントとして活躍している佐藤かよ。彼女は、2010年に『魔女たちの22時』(日本テレビ系)の番組内で男性であることをカミングアウトしたことで、当時かなりの話題となった。
Instagramで謎の美男子として人気を集め、2~3年前からはタレントとして、数多くのテレビや雑誌で活躍してきたGENKING。歯に衣着せぬ発言やそのファッションセンスで人気の彼女も、男性から女性に変身を遂げた芸能人の一人だ。
椿彩奈:一世風靡した自叙伝とキュートなルックス 実は麻雀の腕前もプロ級?
自叙伝には、自身の性に違和感を覚えながらも中学・高校と男子校で過ごしたことや、大学では多くの偏見や差別にさらされるも、戸籍の性別変更を目指して休学し、ニューハーフクラブで働きつつ手術費用を貯めた、といった多くの苦悩が綴られている。 そんな過去を経た現在、ブレイク時ほどテレビを主戦場にはしておらず、「一日20時間はやっちゃう」というかなりのガチゲーム愛、また、芸能界女子麻雀部というグループを立ち上げるほどの麻雀愛を活かし、1000本を越える仕事を精力的にこなしている。レッツゴー大阪!
— 椿彩奈(youtubeはじめまんた) (@ayanatsubaki) 2019年5月4日
がんばるやでー!!٩(๑´O`๑)۶
知らんけど pic.twitter.com/CsyFCFLcfM
佐藤かよ:テレビでのカミングアウトが話題に プロゲーマーでもある美人モデル
幼少期からセーラームーンごっこをしていたという佐藤、小学生の頃から自身の性に違和感を覚えたという。幸い家族や周りが比較的理解がある人ばかりだったようで、15歳から女性ホルモン注射を続けていたそうだが、多感な中学卒業後に家出し、その後芸能界入り。 性別適合手術は受けたようだが、戸籍上は男性だという佐藤。現在は艶っぽさも出てきたその美貌を活かしたモデル活動に加え、“かよぽりす”というゲーマー名義を持つほど筋金入りの格闘ゲーマーであることを活かして、ゲーム業界を中心に活躍している。
GENKING:Instagramで人気の美男子が女性に大変貌
彼女は幼少期より性自認が女性であることをなかなか認められなかったという。それは彼女が芸能界入りしてからも同じだったそうだ。しかし2016年から女性ホルモン注射を開始し、2017年には性別適合手術を受け、体も戸籍上も女性となった。 現在は美容家としても人気なので、今後の活躍が楽しみだ。
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