辻&加護のW、13年ぶりテレビ出演…今ふり返るモー娘。派生ユニット
6月26日に生放送された、テレビ東京開局55周年特別記念企画『テレ東音楽祭2019』(テレビ東京系)において、元・モーニング娘。の辻希美と加護亜依のアイドルユニット、W(ダブルユー)が、13年ぶりにテレビに出演し、歌を披露したことが話題となった。
モーニング娘。の四期生で、今はママタレとしても活躍している辻希美と、同じく四期生で今は歌手や女優として活躍する加護亜依。この二人が2004年のモーニング娘。卒業直前に結成したのがW(ダブルユー)だ。
1998年、ポップなモーニング娘。では表現しきれない楽曲やイメージをカバーするために誕生したのがタンポポである。
モーニング娘。から石黒彩、飯田圭織、矢口真里を中心に結成。後に石黒が抜け、石川梨華、加護亜依が加入。その後は、石川を残し、メンバーが紺野あさ美、新垣里沙、柴田あゆみに一新された。
“大人っぽさ”をテーマに、セクシー路線から爽やか路線に変更するなどしつつ活躍。6枚目のシングル『恋をしちゃいました!』は、38万枚以上を売り上げる大ヒットとなったが2009年にメンバーの大半が卒業したことにより、惜しまれつつも事実上の解散となった。
モーニング娘。から派生した二番目のグループであるプッチモニ。気取らない、親しみやすさを売りにしたグループで初期は、保田圭、市井紗耶香、後藤真希の3名だったが、後に市井が抜け、吉澤ひとみが加入し、その人気を不動のものとした。
ファーストシングルの「ちょこっとLOVE」は、100万枚以上を売り上げるミリオンヒットを飛ばし、当時、本家モーニング娘。の大ヒット曲「LOVEマシーン」のカラオケランキング15週連続1位という記録を止めたことも有名だ。
その明るい楽曲や、努力家でいじられ屋の保田、天才美少女の後藤、活発で天然の吉澤という3人のバランスも絶妙で、トーク番組での掛け合いのおもしろさも受けていた。後に、保田と後藤が抜け、小川麻琴とアヤカが加入。しかし2009年のハロプロの一大組織エルダークラブが一斉卒業したことを受けて、事実上解散となっている。
今回は、そんなW(ダブルユー)と同じく、伝説的アイドルグループ・モーニング娘。から派生して誕生したアイドルグループを紹介。懐かしのグループを改めて振り返ってみよう。
W(ダブルユー):苦難の時代を乗り越え、13年ぶりに復活したデュオ
グループのコンセプトは“双子じゃないのに双子みたい!”。辻と加護は幼さを残した天真爛漫さとポップな衣装に身を包み大人気を博し、2004年末には『第55回NHK紅白歌合戦』に出場するなど、破竹の勢いで芸能界を歩んでいた。 しかし、そんな人気絶頂期の2006年に加護が不祥事を起こし、謹慎。W(ダブルユー)も事実上の活動停止となった。しかし、時は流れ、今年13年ぶりの奇跡の再結成を果たし、ミニアルバム『ちょい悪デビル』を発売。苦難を乗り越えても切れぬ絆は感動的だ。
タンポポ:“大人路線”で攻めた、モーニング娘。最初の派生ユニット
プッチモニ:天真爛漫なポップさとキャッチーさでミリオンヒットを達成
1
2
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ