中川翔子、指原莉乃も…いじめられた過去を乗り越えた芸能人たち
いじめにあっていたという過去を語る芸能人は少なくない。自身の辛い過去を掘り起こして語ることは勇気のいることだろうが、そのような体験を赤裸々に話してくれ、現在の輝いている姿をメディアで見せてくれることで、救われたというファンも多くいるだろう。
自身のいじめられた経験を綴った著書「『死ぬんじゃねーぞ!!』いじめられている君はゼッタイ悪くない」(文藝春秋)を8月8日に上梓する中川翔子もそんな芸能人のひとり。そこで今回は、自らいじめられていた経験について語ったことのある芸能人を紹介する。
「しょこたん」の愛称で親しまれる中川翔子。10代の学生の頃、絵を描いていることを「気持ち悪い」と言われたり、いじめに悩んで吐いてしまったところを見られ「ゲロマシーン」とあだ名をつけられたりと、壮絶ないじめを受けていたという。
今回の著書「『死ぬんじゃねーぞ!!』いじめられている君はゼッタイ悪くない」だけでなく、自身のツイッターにも「いじめられた方が学校いけなくなったり転校しなきゃならないのっておかしい。お金も時間もかかること。いじめは絶対にいじめた方が悪い」などといじめに関する話題も度々投稿している。
けれど、いじめられていた頃に逃れるようにのめり込んだ好きなものやインターネット経験が、現在の仕事や「生きててよかった」と思う感慨に密接につながっているという。プロ級の腕前のイラストが仕事につながったり、バラエティ番組では趣味のアニメの知識を活かしたりしているのは、ご存じの通りである。
中川翔子:いじめられ時代にのめり込んだ趣味が仕事に繋がっている
加護亜依:有名になったことをきっかけにいじめられていた過去を告白
元モーニング娘。の加護亜依は、2015年10月に放送された「ヨソで言わんとい亭」(テレビ東京)にて、過去のいじめられた体験について赤裸々に語っている。上履きにカッターナイフの刃を入れられたり、校庭を歩いていると上から唾が降ってきたりと、悪質ないじめにあっていたようだ。 加護といえば、今年5月に放送された『テレ東音楽祭2019』にて、W(ダブルユー)として13年ぶりに相方・辻希美との出演を果たしたばかりだが、この復活は本人としても念願だったという。いじめられ経験以外にも、世間でも知られているように波乱万丈のイメージが強いが、たくさん苦しんだ分、これから明るい道を歩いていってほしいとファンは願っていることだろう。
指原莉乃:中学校3年生のときにいじめを受け、不登校になるも…
AKB総選挙で3冠を達成し、今年3月にAKBグループを卒業した指原莉乃にも、過去にいじめを受けた経験があったという。中学3年生の頃、家のポストを開けると封筒が入っており、中に「もう学校に来ないでください。よろしくお願いします」と書いてあったというエピソードを本人が語っている。いじめを受けて5か月間、不登校となっていたそうだ。 地元でそのまま進学すると、中学時代の同級生に遭遇する可能性があるため、上京を決意した指原。AKB48「第2回研究生オーディション」に合格してからは、下積み時代もありながら快進撃を続けてきた。現在ではバラエティ番組を中心にメディアで見ない日はないほどの活躍ぶりである。 自身の恋愛スキャンダルもネタにし笑いを取りにいっていたことや、番組でのいじられも笑いに変えてキャラにしていったタフさは、少なからず中学時代の経験を経て身につけたものなのかもしれない。
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