更新日:2023年03月28日 09:46
カーライフ

スープラ、シビック、デリカ、RAV4…「いつの間にこんなんなっちゃったの!?」 なクルマ図鑑

デリカ、スープラはどう変わった?

 考えてみると、中高年カーマニアとしては、「いつの間にこんなんなっちゃったの!?」と叫びたくなるモデルは数多いのです。  たとえばデリカ。今年マイナーチェンジを受けたデリカD:5は、電気シェーバーみたいな超オラオラ顔になって賛否を巻き起こしつつ、こちらも販売好調。でもでもでも、初代(’69年登場)は『めるもちゃん』みたいなつぶらな瞳の超癒し系だったんだヨ! それがいつのまにか電気シェーバーになったんだから、手塚治虫先生もビックリでちゅね。
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【デリカ】初代・51年前

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【デリカ】現行

 新型スープラは、トヨタがBMWと組んで復活させた入魂のスポーツカー。だけどだけど、デザインを見てビックリしまちた。これはボンデージでちゅか? 縄がカラダに食い込んでるみたいにウニャウニャしてて怖い……。だいたい中高年カーマニアとしては、スープラじゃなく『セリカXX(ダブルエックス)』という、かつての和名のほうがしっくりくるんだよなあ。  なかでも2代目(’81年登場)は、直線基調が超カッコよくて憧れたものでちゅ。当時はXXに乗ってりゃオンナはあっちから寄ってくるとも言われまちた(実話)。
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【スープラ】2代目(日本名セリカXX)・38年前

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【スープラ】現行

 いま、ボンデージのスープラに寄ってくるのは、やっぱ同世代の美熟女なんでちょ~か? 誰も寄ってこねえか。
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ワゴンR、シビックもいつのまにかすごいことに
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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