更新日:2020年05月19日 10:19
ライフ

ラクなのに野暮ったくない極太パンツ。夏はドウギパンツで涼しく

14/108 ドウギパンツ(RAINMAKER)3万4800円

― MBのヘビーユース108(心底惚れ込んで愛用しているアイテム) ―
ドウギパンツ

ドウギパンツ(RAINMAKER)price:3万4800円

「太いパンツは野暮ったく見える」、そう思ってはいませんか? ファッションに興味を持ちだすと「細みのシルエットがいかに簡単にかっこよく見えるか」を痛感します。パンツもトップスも細み、シルエットをスタイリッシュに整えれば、デザインや色使いがちぐはぐでもなんとなくそれっぽく見えるもの。  私がさまざまな媒体で「まずは下半身を細みに整えましょう」と口酸っぱく主張しているのもそれが理由です。  さて、そんな便利な細みパンツですが、どうしてもこれからの時季は窮屈で息苦しく感じてしまいます。高温多湿の日本の夏で「ぎゅうぎゅうに細いパンツ」を選ぶのは苦行に近い。いくらかっこよく見えると言われてもなかなか気分が乗らないでしょう。  しかし、細みパンツに慣れた人は「太いパンツの不格好さ」を知っているわけで困ってしまうはず。そこで、おすすめしたいのが今回の「ドウギパンツ」です。  あえて平置きで撮影していますが、写真からもドカンのような太さが伝わるかと思います。パンツは太いほうが当然、肌に生地がくっつかず汗をかいたときのぺったりとした不快感がありません。加えて、通気性もいいため、快適に過ごせます。  このパンツは名前の通り柔道などの「道着」をモチーフにした極太シルエット。生地自体は薄手になっており、快適性ならほかに比べようがないほどです。  そして、肝心のシルエットですが、「太いパンツは野暮ったい」と思っている人ほどこのパンツを試していただきたい。  ここまで極太にもかかわらず、シルエットはスラリときれいに見えるのです。その秘密は素材感にアリ。いわゆる「落ち感のある」素材を使っています。テロテロとしたシルク調の素材を使うことで太いパンツ特有の「ゴワゴワ感」がなく、ストンと落ちるように、まっすぐきれいなラインに見えます。 ドウギパンツ 太くカジュアルなデザインにもかかわらず、スラックスのようにきれいなシルエットに見えるため、野暮ったくならない。快適かつ美しく見えるドウギパンツ、値段は少しするのですが「ワイドパンツ」の概念を変えてくれた名作です。一度、ぜひ手に取ってみてください。 商品、衣装/すべて私物 撮影/林 紘輝(商品) 岡戸雅樹(人物)
MB
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