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8000円のカットソーが凄い。安物とは何が違う?

12/108 カットソー(The White Briefs)8000円程度

― MBのヘビーユース108(心底惚れ込んで愛用しているアイテム) ―
The White Briefs

カットソー(The White Briefs)price:8000円程度

 私は普段、スーツもシャツも着ません。アトリエで仕事をしているときには無地のカットソーばかり。だからこそうるさくなってしまいます。  例えば、肌触りが硬いのはあまり好きじゃありません。ガサガサとした、いかにもカジュアルウェア風なTシャツ素材は肌馴染みもよくないし、何よりシワが目立つ風合いは見た目までガサツな印象を与えてしまいます。着丈があまりに短いものも気に入りません。お腹が冷えてしまうし、短すぎると逆に短足に見える原因にもなります。首元のバインダー(襟ぐりの挟み込んだ部分)が太すぎるものも避けてしまいます。  バインダーは顔に最も近い部分であり、目立つ。この幅が太いと、一気にカジュアルな印象になってしまい野暮ったさが増します。さらに袖はあまりにゆるく、長いものは好みません。日本人の華奢な腕には細く、短い袖丈がよく似合う。袖は細く短いほうが対比効果で腕がたくましく見えるからです。 The White Briefs もちろん値段は安ければ安いほどいい。さすがに1万円もするものは買いたくない。何しろTシャツの寿命なんてたかが3年ほど。そこに1万円も出すのは少々気が引けます。  こうした条件を重ねていくと残ってくるものは限られます。中でも私が長年……それこそ10年近く愛用しているのがTHE WHITE BRIEFS/ザホワイトブリーフス。「白いブリーフ」というなんとなくいかがわしい名ですが、やっていることはいたって真面目。アンダーウェアに特化したスウェーデンのブランドです。  細いバインダーやジャストな袖のサイズなどはシンプルですが、なんとも美しいシルエットになっています。このへんは専業ブランドならでは。また、生地は「インターロック編み」という両面表地のような特殊な編み方をしています。通常、生地には裏と表があり、ツルッとしている面とザラッとしている面があるものですが、こちらは両方ツルッとした風合い。独自開発の綿糸のおかげもあり、徹底的に心地よい触り心地に。  数あるカットソーの中でも指折りでリピートしているブランド。日本では取扱店が限られますが、ぜひ探して手に取ってみてください。 【今週の掘り出し物】 PREMIATA 最近、買ったのはイタリアのシューブランド「PREMIATA」のエナメル靴。二次会や結婚式などの際にエナメル靴を履いているとめちゃ褒められます! 商品、衣装/すべて私物 撮影/林 紘輝(商品) 岡戸雅樹(人物)ファッションバイヤー。メンズファッションの底上げを図るべく各メディアで執筆中。“買って着て書いて”一人三役をこなす。年間の被服費は1000万円超! ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」。初の著書『最速でおしゃれに見せる方法』はベストセラーに。最新刊『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』が発売中
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